高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

梅が実ったら、さあ、梅しごとを始めましょう!

2024-06-17 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
★ 梅が実ったら、さあ、梅しごとを始めましょう! ★


<失敗しない基本の梅干しの作り方>

【材料】
梅1kg、塩180g(梅の18%)
焼酎35度のもの1/2カップ程度
赤じそ 200g(梅の20%)
塩40g(赤じその20%)

【梅の塩漬けを作る】


完熟梅を選ぶこと。
失敗しにくい。
傷んだものを除き、
きれいに洗い、
布巾で水気をふき、
ヘタを竹串で取る
梅に焼酎をまぶす。
清潔な容器に塩をひとつかみふり、
梅を敷き詰めるように
塩、梅を交互に漬け並べる。
中蓋をして梅と同重量以上の重石をする。
外蓋をして新聞紙などで包む。
1週間ほど経つと
白梅酢が上がってくる。

【赤じそを加える】


赤じその葉を摘んで、
水で良く洗い、水気を切る。
塩の半量を加え、よく押しもみする。
強く絞って汁は捨てる。
同じ作業を再度繰り返し、
しっかり汁を絞る。
梅の塩漬けに赤じそを加える。
中蓋をのせ、梅と同重量の重石をのせる。
汁が中蓋より2cm以上あがってきたら、
軽めの重石にして梅雨明けを待つ。

【3日間の天日干し】
赤じそを取り出し、汁気を切り、
大きい盆ざるに広げる、
梅も取り出し間隔を開け並べる。
3日間干し、容器に梅と赤じそをもどす。
後で、清潔な保存瓶に梅を入れ、冷暗所で保管する。
(すぐに食べられるが、半年以上置くと味がなじむ)

赤紫蘇は干して刻んで、ゆかりに、
梅酢は料理に使える。

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2024年6月号より転載しました。
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