思い出の味

でっかい梨が両親からとどいて

うわー！！となっていたとき...



オープンからお世話になっている

業者さんがきたのでひとつ

おすそわけしました。



開業したころ...

業者さんはほぼどこも

「信用してるしてないというか

個人の新規開業ですし....」とゆー感じで

なんとゆーか....

前のお店でお付き合いしていても

新規でお付き合いはじめても

条件てきには何らかわらない...

そんな感じの対応のとこが

ほとんどでした。



それはもうそーいうもので

特に期待していたわけではないのですが

そのひとは始めから

いろいろとよくしてくれました。


始まってからもずっと

お店に良いよーにと考えてくれて

いまでも良いお付き合いをして

くださってます。



話を戻しまして、梨...


「よかったらおうちでどうぞー」

と言ったらそのひとは

目をきらきらさせて言いました

「うわーありがとうございます！



むかーし子どものころ

地元で山車をひくと梨をもらえたんです

それを思い出すから

梨は大好きなんです✧˖°✧˖°」


そっかー！


そのひとにとって梨は

シャクシャクしてあまーい秋の味

だけではなく


昔のおまつりのときの、

ワクワクする気持ち


終わったあとにもらったときの

うれしー気持ちがよみがえる

そんな果物だったのだなーと


なんだか嬉しくなりました。



誰かにとって特別な味

それを提供できたなら

ゴハン屋さんにとってはこのうえない

ステキなことなんじゃーないか


そんなことを思いました

お付き合いして4年めの夏の終わり。