田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ヒゲ家の財テク③

2018-06-28 16:12:55 | 2人3脚チンタラ道中
前のブログでも登場している『雪だるま』と云うワード。
なぜ、ヒゲたちは大きさにこだわるのか?

もう今では、夢の様な時代が在ったのです。
現在の若い人には信じられないことでしょうが。
銀行に、なにがしかのキンス(金)を預けると、利子が付きます。
この利子が、金を生むのです。
元金が大きければ大きいほど、その“金す”の厚みは ・・・ !!
                 
ところで、つい先日の事、饅頭を欲しがる孫に、親はある注文を付けました。
「 今(!)、どうしても饅頭を食べたいなら、一個だけ上げる。
   もし、1時間後まで、待つ(!)ことが出来たなら、二個あげるヨ。
   どっちがイイ? 」
なんて、むつかしい選択でしょう。
孫にとって、時間が饅頭と云う金を生むかもしれないシッエーションとの遭遇。
時が、利息を生むケース。
現在の自分の欲望を優先するのか?
1時間欲望を抑えれば、リターンが倍になる!
欲望の経済学と云うモノに、生まれて初めて接触した記念すべき時でした。

ヒゲが拘った“金す”の大きさは、“300万円” です。
当時、マルユウと云う名の定期預金は、300万円まで非課税扱いでした。
                 
この額の定期を預けていれば、ほっといても利子と云う金を産んでくれる。
つまり、自分が働いて稼ぐのと同時並行に、定期預金も利息を稼いでくれる訳です。
こんな有難いことはない。
その頃流行ったキーワード風に表現すると、ダブル インカムと云う収入。
そして、ノーキッズ と云う非課税。
                             
しかし、最初の300万と云う大きさの雪だるまを、どうやって作り上げるか?
学生時代から安月給の板場修業へ入ったヒゲに、元金なんてあるわけないですから。
ヒゲたちは、とことん考え抜きました。
この大きさの雪だるまは、普通の人並みな生活していて貯まる金額ではありません。
ちまちまと貯めていては、その間の時間(!)がもったいなさ過ぎる。
その間に費やす時間も、マネーです。
時間と云う壁を破る為に、ヒゲ夫婦はとんでもない方法を思い付きます。

                           ~~~ つづく ~~~

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