田園酔狂曲

酔いどれ夫婦とエジプシャンズの日々

夫婦で外飲み③

2019-06-27 17:35:54 | よもやま話・酒編
主人が戸惑うのも、分からんでもありません。
現在の熊本では、山廃や生酛の日本酒を置いてある店を殆ど見かけませんので。
人気がないせいでもあります。
しかし、そもそも、どこの店の主人も、酒を知らない事が大きいと思います。

この個性的な酒を、そのまま提供しても、熊本県民には向かないでしょう。
ヒゲは、こう言いながら、肴と共に勧めてみます。
「 では、この“天狗舞”に、この肴を合わせてみてください。 」
すると、客は驚きます。
「 何というマリアージュだ! 相互に味を引き立てあっているではないか! 」
ここに、山廃日本酒の真髄があります。
熟成した牛のステーキや、天草で養殖の岩カキみたいな個性的な相手なら、
まさにおしどり夫婦。

そんな事を思い巡らしながら待っていると、白いラベルが見えた。
「 あれ、それ菊姫? 」 とヒゲが質問してから、空気が変わった。
                 
菊姫を再興した杜氏・農口(ノウグチ)さんの名前が出て、さあ大変?(笑)
店主は、農口杜氏のファンでした。 
そんな農口さんを、まるで長年の友達みたいに話しするヒゲ夫婦。
このバケモノみたいな呑兵衛夫婦は、いったい何者なんだ?
きっと、店主は、疑念を抱きながら酒談義を楽しんだことでしょう。

ウィンブルドン決勝が、ボルグとマッケンローの間で争われた1980年。
ヒゲの田園も、マケンゾーとばかりに、反撃ののろしを上げた年。
その臥薪嘗胆ブレイクの武器が、日本酒・地酒でした。
              
当時の地酒業界 ・・・ 
今みたいに、ちょちょいとネットで酒を取り寄せるなんて事は出来ませんでした。
メーカーも酒販店も、相手の人間や店を見てからしか、日本酒を卸さなかったのです。
当然、 「 “越乃寒梅”を売ってくれ 」 何てセリフはご法度。
そうそうに、店から叩き出されたハズ。
酒販店のご主人も、割と個性的な方が多かった。
で、ヒゲ夫婦は、そんなメーカーや酒販店の方との交流の為、福岡市やら北九州市に
おもむいたもんです。
         
八幡東区のひらしま酒店さんにも、大変お世話になりました。
メインのパーティの前に、店を訪ねたこともありました。
その時、酒蔵(光久蔵)の二階に案内されて、暫くした時です。
                 

                            ~~~ つづく ~~~

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