朝のお勤め

永平寺の朝のおつとめは大変らしい。
ドキュメンタリー映像で見ただけですが　・・・（笑）
　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
我が家の『朝のおつとめ？』も、それはそれは大変なモノがあります。　
カーテンに朝日が届く頃、ギン♂が目を覚まし、ジーっと眼を凝らして
カァちゃんの様子をうかがいます。
起こすタイミングを計っているのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そして、カァちゃんがちょっとでも寝返りしたら、即出動です。
ギンは、先ず布団の上に乗って圧力を加えて待ちます。
時々、「　ギャア〜　ギャア～　」　とラドン張りの奇声を発して。
実力行使は、愛（？）の鼻ぶっちゅん！
自分の鼻を、カァちゃんの鼻にブッチュするのです。
これで、カァちゃんは、最初の悲鳴をあげます。
　　　　　　　　　　　　　　
やがて、マール♀も助太刀に馳せ参じます。
彼女は、得意の頭突きをカァちゃんの頭にかませる。
カァちゃんは、「　もうちょっと寝せてよ！　」　と言いながら、
“　ガメラ・デフェンス　”　で防ぎます。
布団をかぶって首を引っ込めて仕舞えば、もう手を出せまい！
もう、こっちのものよ！？　
なんのなんの、甘い考えです。　(笑)

どっこいギンは、狭い場所が得意！
隙間から潜り込んでアタック。
そうなると、カァちゃんは降参の白旗で、起きるしかありません。
猫達の言い分は、「昨日の残り物なんて嫌よ。朝御飯には新鮮な物をちょうだい！
飼い主が餌をやるのは義務でしょう！」　と言う訳かと思いきや、
本音はどうやら違うらしい。
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　≪　朝食後、陽が当たっている窓辺で　≫

人間どもを起こして、今日の幕を開けさせるのが目的みたい。
なるほど、猫たちの言い分も分かる。
朝の７時半といえば、世間様ではどこでも朝のお勤めの時間。
みんな起きて、朝のラヂオ体操をしているのが健全な（？）日本人。
で、叩き起こされたヒゲ家の御典座さま役のカァちゃんのお勤めが始まります。
　　　
　　　　　　　≪　カァちゃんの起床後は勝手放題にくつろぐ猫　≫

先ずカーテンを開け、食事の準備にキッチンへ。
二匹の猫は、カァちゃんの脚に八の字走行で絡まり付いて移動します。
その猫達の食事ですが、食事療法が必要な入院患者用みたいに別物を与えるのです。
　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～～～　つづく　～～～

　　　　　
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