2000年代、リハビリ室で平行棒を3往復して椅子に腰掛けたヒゲ。
そこには一台のラジオが置いてあり、FM放送で或る曲が流れて来た。
🎶 五月雨は〜 みどり色 ♫♫ 💛💗 💕
リハビリ室長が近寄り、話し掛ける。
「 片山さん、良い唄ですね! ご存じですか? 」
ヒゲ 「 うーん、良い歌手だった(!)んだけど、
もう聴く事は出来ないね・・・ 」
リハ長 「 エッ 😲 じゃあ、この人は故人なんですか? 」
1999年、季節が春から夏にかかる頃、二人の男が病気で苦しんでいた。
同じ熊本県出身であるが、ひとりは天才シンガーソングライター・村下孝蔵。
もうひとりは、大動脈乖離後の後遺症に次々と波状攻撃されているヒゲ。
そして闘病の果て、天才歌手は天に召され、只の大酒飲みヒゲは地上に残された。
神様の不条理な行いでした。
それから10数年後、下通りアーケードの端で2組の夫婦がバッタリ。
ご多聞に漏れず、奥様同士の立ち話が始まった。
M山肉店の奥さん
「 内の主人が、大動脈乖離のスタンフォードB型になりまして ・・・ 」
ヒゲのカァちゃんがマウントします。
「 内のは、スタンフォードA型(!)だったんですよ。最悪ですよね~ 」
大動脈乖離にも位(くらい?)があって、B型は経過観察もあり。
しかしA型は、基本的に緊急手術になる場合が多い。
問題は、対応できる病院が在るかどうか?
困った時は、『ゲット・レディ』のエースが現れるように祈りましょう!?
さて、先程のアーケード街のお喋り相手夫婦。
数年後、旦那さんは天に召されました。
役立たずのヒゲは、又もや地上に残され、休肝日も気にせず楽しんでいます!
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