田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

マスコミの魔力

2022-12-21 18:52:48 | 田園ものがたり
ネットやテレビやらで紹介される 『 何処のトンカツが一番美味いか? 』 
そんな順位付けを煽るようなコンテストを、ヒゲは余り好きではありません。
マスコミからすると、投票とやらで安易にネタが採れるから省エネなのか?

昔から、日本人はこのランク付けがお好きなのかもしれない?
【歌謡 ベストテン】みたいな番組に、思わずチャンネルを合わせたりも。
或いは、あの有名芸能人が愛用する◯◯と言うと、飛びつくおばさま達。
キャッチフレーズで受けるのが、【 金賞受賞 】ですね!
権威付けに、日本国民は弱い。

さても昭和の或る日、田園から酒屋さんへの注文のファックス。
木製の清酒一升瓶10本入り運び箱の時代。(今はプラ製ばかりですが)
注文は、基本的に10本単位。
輸送費が掛かるから、多い方が一本当たりの運賃が安くなる。
   〇月〇日 **酒店様へ   (熊本 和食・田園より)
      一の蔵超辛 本醸造   5本
      田酒    純米    5本
      立山    本醸造   5本
      天狗舞   山廃純米  3本
      越乃寒梅        1本
      立山・連峰 特吟    1本
いつものように上記の注文を送ったのですが ・・・
開封してみると、田酒・純米が一本しか入荷して無いのです!
何時も当たり前みたいに、5本送られていたのに?

思い当たるのが、新聞紙上(日経だったか?)での酒コンテストの発表。
ヒゲの店みたいな業務店の店主たちが選んだ、マジめな企画でした。
その中で、青森県の田酒がナンバーワンに選ばれていました。
これ以降、田酒・純米は品薄になり、まさに幻の酒に昇格したのです。
いやはや、マスコミの力を思い知らされました。
1980年代から田園では田酒を取り扱い、ビル新築後はメニュウに
掲載する程の常備酒だったのに。
      

そして現在、ヒゲは再び “ おののいて ” います。
ヒゲの晩酌用に、当たり前に愛飲している『 米焼酎・豊永蔵 』
その酒が、最近の焼酎コンテストで優勝したのが熊日新聞に載ったのです。
  
        
下手すると、これで昔の田酒みたいに入手困難になりはしないか?
酒呑みは心配症で御座います。(笑)

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コメント
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