レトルト・カレー

ヒゲ達夫婦の悩み（？）のひとつは、昼メシです。
長年の仕事柄、一般の方々のサイクルとは数時間の差があります。
リタイア後、一般的なスタイルに戻そうとしたのですが、身体に染みついた習慣は
なかなか取れませんでした。
その上、夕食時間が長すぎます。　(笑)

そういう訳で、朝食のコーヒーを飲み終わるのが、１１時頃です。
ですから、昼メシは、３時とか４時の微妙な時に。
この微妙とは、いろんな面でのコトを含んでます。
先ず、もう時刻が遅いから昼メシは抜こうか？
抜くには、お腹が減っているから、麺類でも頂こうか？　てな感じです。
ところが、一年位前までは、麺の種類を変えながら、一人分をしっかり食べていた二人共、
食が細くなりました。
「　麺は何にする？　今日のお腹具合は何グラム？　」　こんな会話が出るように。

食欲旺盛の時は、造るのに手間が掛かっても愚痴らなかったカァちゃんが、最近は　・・・
実は、めん類は、結構洗い物や手間が多いのです。
鍋やザル、薬味や麺つゆ等々。
こんな風な煩雑さを避けて、最近はご飯が在る時には、レトルトカレーに決まります。
それも、一人分のレトルトを二人で半分こ！！　
勿論、ご飯も少なめに。
湯煎のカレーと、電子レンジ・チンのご飯の組み合わせ。
こんな簡単なことはない。
ミニカレーですから、当然、満腹感は十分ではありません。
コレが良いのです。
夕食＆晩酌をメインにするヒゲ家的には、昼メシをたっぷり頂き過ぎて、
空腹感無しで夕食に臨むのは、気に入らないからです。

しかし、レトルトカレーにはこだわる。
お気に入りは、ＭＣＣのカレーセット物。
息子宅にあったレトルトカレーを気に入ったカァちゃんが、ネット上をウロウロして買うんです。
世界各地の様々なカレーが楽しめます。
その日の気分で、やれスリランカだ、ジャワだと選ぶ事が出来る。
しかも、この手のカレーは、ココナッツミルクのさらさらタイプとかが多いのでヒゲ好み。
神楽坂の専門店とは差があるが、手ごろで楽しめるのが良いと、我が家の常備食にしたカァちゃん。
　　　　　　
それじゃあ、日本のレトルトカレーもあるじゃないか？
なるほど最近は特に、ご当地カレーと銘打って、さも美味そうなものが！？
全国各地のご当地ビーフや名物お肉を使ったレトルトカレーが、よく宣伝されてます。
ヒゲは、この手のカレーが苦手です。
何故でしょう？

ＮＨＫガッテンで紹介された、カレーの定石通りに作ってあるからです。
ガッテン流はこうです。
隠し味に、砂糖とバターを使う。
ところが、コレを真に受け過ぎたコーディネーターが、その定石通りに指示したのでしょうか？
このご当地カレーが、甘いのですヨ。
隠し味とは、○○が使ってあるかないかの微妙な量。
しかし、ご当地物は隠し味ではなく、もう堂々（？）に砂糖が入り過ぎた表味になってます。
つまり、あまピリッとのカレー味。
ゲーッ、とてもいただけません。
例えば、バーモントカレーの甘みは、其れなりにバランスが取れてるけど、
この手のご当地カレーの砂糖の効いた（笑）味は、孫にも食べさせたくない。
こんな所にも、定石通りの罠が仕掛けられているとは、世の中恐ろしいですネ。

　　　　　　　
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