田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

マッサンの時代考証

2014-11-20 16:39:02 | 2人3脚チンタラ道中
朝ドラ・マッサンの画面を指差しながら、ヒゲがわめいた。
「 カァちゃん! あれたい、アレ! あーた、知っとるネ? 」
マッサンとエリーの寝室を、庭側に出ます。
トイレに向かう渡り廊下が、続くのですが ・・・
その途中の軒下に、何やら下がっているモノがあります。
手水器とでも云うのでしょうか?
陶器製のソレが提げてあります。 なんと、まあー懐かしい!

昭和30年代、ヒゲは荒尾の栄子おばさんちに、ホームステイすることがありました。
春休み中だったかな?
最初の日、大をもよおしたヒゲ少年、トイレに向かいます。
木製の床を踏んで入ると、左側に竹製品が置いてあり、その中に、漫画・新聞紙・雑誌のバラしたのが
入っていました。
へ~え、用を足しながら、漫画なんか見るンだ。
なんて、シャレてるんだろう。 (笑)
すると、おばさんが急いでやって来て、
「 しゃがんでる間に、その漫画の紙を両手で揉みほぐして、尻拭きにする様に。 」 と。
ヒエッ~!? 
なるほど、良ーく揉むほど、使い易く成ります。
新聞紙は、簡単に柔らかくなるのですが、インクで手が黒ずみます。
しかし、ツヤのある週刊誌は、なかなか柔らかく成りません。
ゴワゴワの残る週刊紙で始末すると、違和感が。 (笑)

さてさて、ヒゲ少年は ・・・・
ヒリヒリする “ ジゴンス ” をさすって、トイレから出て来ました。
目より少し高い所に、バケツ大のモノが吊り下げてあります。
ブリキ製に見えるその下には突起があります。
それを手の平で押すと、何とシャワー状の水が。
ひとしきりジョウロ風に水が出た後、自動で止まります。
なんて、巧みな物でしょう。
その右横には、タオル地が提げてあり、洗った手を拭くのです。
                              
暫くすると、その手水器は陶器製のも登場する様に。 ( マッサンちに、提げてある様な )
庭との調和感も随分違うのを、子ども心にも感じたものでした。
当然、昭和の死語になっているハズのを、平成の現代朝ドラでお目にかかるとは、長生きするもんです。

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