田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

病床日記~ミス

2013-04-02 17:39:03 | ヒゲの毒舌
      《 まだまだ、入院中の話が出てきますが、悪しからず! 》

飯の量を減らした後、此処の朝食は、ヒゲにちょうど良くなった。
白ご飯に、味噌汁、お浸し物一品の組み合わせ。
コレなら、無理なく頂けるのだ。

地上波のTVでニュースを見ていると、やがてリハビリの時間になる。
リハ室に移動するのに、今まで車椅子だったのが、今日から歩行器になる。
コレで、随分自由を得ることが出来る。
尿器のお世話になるのも、もうチョイで終了だ。
歩行器で歩くのは、気持ちが良い。
やっと、自分の足で動けるのだ。
自分の足で歩くのが懐かしいくらい、久し振りなのだから。
リハ室でマッサージ中のお婆ちゃんに、女性のOTさんが、一生懸命呼びかけている。
「 ○○さ~ん、 起きて下さ~い。 寝ちゃダメですヨー 」 (笑)

今日の昼食は、かまぼこ・うどんだ。
やったぁ! うれしい。
麺類は、滅多にないからです。
しかし、ラーメン屋さんのランチ時みたいに、ちゃんとご飯も付いている。
小おにぎり一個です。
まあ、上手に小さくにぎってある。
おにぎりを、小さく握るのは、なかなか大変なんですが。 お見事!

午後には、診察の予定が入っている。
診察の時は必ず一緒に居るカァちゃんがいないのが不安だが、しょうがない。
整形外科の室に行くと、ドクターが書類を見ながらヒゲに訊いてきた。
「 エーと、脳梗塞で倒れた後、こちらの方に転院されたのですネ。 」
ヒゲは、呆然。 ( な、な、何だコレは? )
「 いいえ、ソレは間違えです! 」
言下に否定されて、今度はドクターがイラッた。
「 だって、国立からの申し送りには、ソウ書いてありますヨ 」
そう言って、周りの看護婦を見渡してニヤリと嗤った。
ヒゲ 「 確かに、脳梗塞の可能性も在るから検査をしましたが、どうも無いと。 」
ドクターに聞く耳は無く、こうして話は埒もない形で終わりました。

病室に戻ったヒゲ、この時気付きました。
何故、今までナースやリハの先生たちが、初めて会う度に 
「 脳梗塞、大変だったですネ 」 と、挨拶代わりにみたいに、ヒゲに言った訳が。
その日の夕方、ヒゲからこの話を聞いたカァちゃん、血がのぼりました。 (笑)
ナースを呼びつけ、院長に面談を求めた。
「 今後の治療方針について、話合いたい 」 と。
カァちゃんの怒りも解ります。
間違えた病名のままで、長い期間違う治療・リハビリしても、何もならないと。
面談で、誤解が生じた流れは判ったのですが。
それにしても、送り状のささいな言語の間違えで、とんでもない誤解が生じて、
それが次々と波及していく ・・・・ 恐ろしい事です。
ヒゲの場合は、おかしいのにすぐ気付いたからマシです。
コレが、認識出来ない耳の遠い年寄りだったら、間違えのまま長期治療されるのか?

人気ブログランキングへ   http://blog.with2.net/link.php?1046790  
          ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする