田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

時をかけるヒゲ爺~邂逅

2012-10-07 21:47:18 | ヒゲの盤上の世界
さて、反対側の山から上がって来たのは ・・・ 京大Aチーム!
予想通り、当時、団体戦の部で連続日本一を誇る京都大学将棋部の一軍選手達でした。

将棋団体戦にチェス・チームが殴り込みをかけると云うニュース。
決勝まで進み、新聞に載る事で目的は達成された。
         
                     

まあまあ(?)かと、ヒゲは椅子に座って、最後の対局を待っていたのでした。
やがて、 「 片山君ですよネ? 」 と対戦者がやって来た。
「 ハイ 」 と答えると、 
「 やっと会えたですネ。○○先生から連絡は貰っていたんですけど ・・・
  こんな所で会うなんて! 」

ほら、例のK予備校の “ I love you ” の先生から紹介されていた、
西○円さんです。
なんと、団体戦決勝の舞台で、しかも対戦相手として、初の出会いをするなんて。
これぞ、人生の不可思議、まるでTVドラマ顔負けの演出です。
日テレなら、女占い師も登場するか?

ヒゲの対局は、当時としては珍しい相居飛車戦に。
京大Aチームの連中は、ルンルンで席を離れます。
たかだかチェスの連中、日本一の俺たちの相手ではないハズだ!
そんな連中が、ヒゲの席の局面を見た時でした。
「 オイ、嘘だろう? 」 蒼ざめました。
投了寸前になっていたのは、自分たちの仲間だったのです。
コレで、我らが京都チェスの、1ー0!
「 こいつら、本物だ! 」 
慌てて席に戻り、気合いを入れ直して盤に向かったのでした。

それから二十数年後、田園・利休の間。
ヒゲは、額を入れ替えています。
今日は、熊日新聞さんが京都新聞さんを接待する予約日です。
やがて替えられた額は、セピア色に変色し始めた新聞紙でした。
何や、新聞紙を飾るンかいな?
70年代の京都新聞の現物で、 『 京滋・将棋職域団体戦 』 に大きく紙面を
割いた物でした。

団体戦優勝は、 “ 京大Aチーム ” 4 ー “ 京都チェス・クラブ ” 1
対局者名も、ちゃんと書いて有りました。
ヒゲの所だけ、 『 ◯ 』 印が!
公言どおり、全勝の約束を守ったのでした。
この記事掲載の新聞も、田園閉店の日に、廃棄物に。 あ~あ~

K予備校から始まった色々な人生の流れでしたが、これはほんの一部。
更に大きな枝分かれの人生が、待っているので御座いました。

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コメント (2)
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