田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

病室日記~初日

2011-03-21 18:32:06 | ヒゲの毒舌
3/16 (水曜日)  昼前に国立病院へ。
入院の受付を済ませると、右手首に 『 個人識別票 』 みたいなのを付けられる。
                  
ホラ、戦争映画で見る認識票みたいなもんだ。 (笑)
間違えて、女性ホルモンでも打たれたら、えらい事に成りかねないからなぁ。
コレで、ドサクサに紛れても、ヒゲの識別が出来るって訳だ?

12年前の古い建物は新しく変わっていて、キョロキョロしながら病室にたどり着く。
ちょうど中から、年配の方がシンドそうに外に出ようとしている。
あぁ、病院なんだ ・・・・
綺麗になった四人部屋の、ベッドに横になる。
カカァは、バタバタとお泊りの準備を始める。
普通、二泊三日と云うと、楽しい温泉旅行が相場(?)なのに、今日は、苦しい検査入院。
ヒゲは、罰が当たったのか!?

直ぐにお昼の時間。
すると、対面の茶パツの患者さんが、ストレッチャーで運ばれて行った。
右奥には、娘さんみたいな方と話している御老人がいる。
なにやら、血液監査で、栄養(?)状態が悪いらしい結果が出たような?
食事の好き嫌いを無くして、バランス良く摂取しなさいと。
食事が終わった後、茶パツの兄ちゃんが戻ってきた。
息も絶え絶えに苦しそう。 ヒエー! なんか、仲間が拷問されて戻された時の様だ。
「  肝硬変が … 焼いた後の出血が止まらない … 」 とか、断片の話が伝わってくる! 怖~

食後の習慣でウトウト始めたヒゲを見て、今日は付き添いは要らないと思ったカカァは、帰って行った。
其れから直ぐの事です。
先ず、検温・血圧・採血から始まって、やれレントゲン、次は心エコー、ハイ心電図、盛り沢山? 
                            
トドの詰まりは、下腹部のおケケを剃って、お風呂入り。
この入浴で、ヒゲは力尽きた。
浴場は広くて申し分無いのだが、着替えるスペースは、『 立ったままで着る 』 と云う
当たり前 ( 健常者にとっての ) に設定してある。
しかし、ヒゲはソノ当たり前が出来ない障害者。
やっとの思いで、腹巻きを尻にズリ上げ、半分着てから、通路を逃げる様にして病室に。
ベッドで残りを着ていくのですが ・・・ 力はもう残っていません。
それでも、検査は続く ・・・ 。
                    
やっと戻ると、夕食が置いて有る。
メインは、“ 紅アラと大根の煮つけ ” 此処の食事は魚料理が凄い。
これが病院食用の魚だろうか?と驚く。
12年前の入院の時に出たのが、 “ 活きスズキの塩焼き ” ヒゲは我が目を疑った。
嘘だろう? 夏に、こんな活鱸を使える訳がない。 そんな思い込みが!
しかし、口腔の弱っていたヒゲには、残念ながら、活き物で身が固くなった塩焼きは
食べられませんでした。
今回は、紅アラをしこたま堪能しました。
酒がないのが、少々残念ですが。 笑

  人気ブログランキングへ   http://blog.with2.net/link.php?1046790  
            ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです!  
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする