ワタ鬼の食卓

ＴＢＳテレビ・渡る世間は鬼ばかり　～～～
カカァは、このドラマをあまり好きではありません。
Ｆ・朋子が、時代がかったセリフを、しかも下アゴをしゃくって喋るもんだから。
嫌われ者が、モロ出しになるせいでしょうか？

それは兎も角、ヒゲは、　“　おかくら　”　さんの調理場での仕込みシーンが楽しみです。
何故なら、他所で見られる、とって付けた様な料理場面で無いからです。

　　　　　　　

さて今日は　・・・　
ケンさんがまな板に、壺から掬った粗塩を小山に盛ってます。
すると、先を切り落とした飯蛸を、イボを下に向けて、塩揉みを！
あーあ、懐かしいシーンだ。
そう言えば、最近、タコの塩揉みを　『　手もみ　』　したのに当たって無いな。

　　　　　

いつも行くスーパーの地タコの茹でもの。　楽しみに買うのだが　・・・
近頃は、『　洗濯機もみ　』　のタコばかりで残念だ。

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
更に魚屋でも、この方式を使う様になったから、寿司屋もご用心？
見た目は綺麗な地タコなのに、なんか味が腑抜けた様なの。
それは洗濯機が洗ッタ物かもしれませんヨ！
何でも便利に成れば良いと云う訳では、ないのですね？

それから、数カット後の、幸楽食堂での賄い（まかない）飯のシーン。
そこに出ていたおかずの海老フライを視て、ヒゲは驚ろいた！
「　コ、コ、これも柳原先生の監修なのか？　」
最近テレビやお店で見る海老フライは、『　つの字　』　に揚がっているのが殆ど。

　　　　　　　　　　　　　
ソレを、先生は真逆に仕上げていたのです。
つまり、『　鯖折り型　』　と言いますか、『　弓反り型　』　と言ったら
お判り頂けるでしょうか？
田園のカウンターで、ヒゲが天ぷら揚げてた時に、提供していたモノですが。
これは、意図的に揚げないと、成らない形なのです。
マア、味は、別に違いは無いのですが。　
シャンとした揚げ形が、料理人の美意識をくすぐるので御座います。

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