■万博の総額は一体いくらかかる?
「2025年大阪・関西万博」については、海外パビリオンの建設の遅れが指摘されているほか、会場建設費が当初予算案の1250億円の1.9倍近い最大2350億円になるなど費用が膨らんでいることに対して批判が出ていますが、これには日本館関連の建設費用や警備費などが含まれていなかったことも分かって、大変驚いたものです。
会場建設費の負担は、政府が2017年に「国、大阪府市、経済界」で3等分すると閣議了解していますが、それ以外に一体、何にいくら必要なのか?、総額はいくらになるのか? また国民の税金で負担する国費負担はいくらなのか?よく分かりません。
しかし、ここにきて、近く政府が示すとしている万博費用の全体像が徐々に分かってきました。
■うち、国費負担はいくらになる?
増額が見直されること二度三度あった会場建設費2350億円のうち国費負担の3分の1の783憶円を含めて、政府が建設するパビリオン「日本館」の建設費が360億円、途上国支援が240億円、警備費が199億円、万博の機運醸成に38億円、誘致などの費用に27億円――これら計1647億円は、万博に「直接資する」費用として全額国費負担ということです。
さらに、万博に関係するインフラ整備費として、万博会場の最寄り駅となる「夢洲(ゆめしま)駅」までの大阪メトロ中央線延伸など「会場周辺の整備費」が810億円、会場となる人工島・夢洲と市街地を結ぶシャトルバスのルートとなる阪神高速「淀川左岸線」2期整備事業など「会場へのアクセス向上費用」が7580億円――これら直接的なインフラ整備費計8390億円は国費負担です。
「2025年大阪・関西万博」については、海外パビリオンの建設の遅れが指摘されているほか、会場建設費が当初予算案の1250億円の1.9倍近い最大2350億円になるなど費用が膨らんでいることに対して批判が出ていますが、これには日本館関連の建設費用や警備費などが含まれていなかったことも分かって、大変驚いたものです。
会場建設費の負担は、政府が2017年に「国、大阪府市、経済界」で3等分すると閣議了解していますが、それ以外に一体、何にいくら必要なのか?、総額はいくらになるのか? また国民の税金で負担する国費負担はいくらなのか?よく分かりません。
しかし、ここにきて、近く政府が示すとしている万博費用の全体像が徐々に分かってきました。
■うち、国費負担はいくらになる?
増額が見直されること二度三度あった会場建設費2350億円のうち国費負担の3分の1の783憶円を含めて、政府が建設するパビリオン「日本館」の建設費が360億円、途上国支援が240億円、警備費が199億円、万博の機運醸成に38億円、誘致などの費用に27億円――これら計1647億円は、万博に「直接資する」費用として全額国費負担ということです。
さらに、万博に関係するインフラ整備費として、万博会場の最寄り駅となる「夢洲(ゆめしま)駅」までの大阪メトロ中央線延伸など「会場周辺の整備費」が810億円、会場となる人工島・夢洲と市街地を結ぶシャトルバスのルートとなる阪神高速「淀川左岸線」2期整備事業など「会場へのアクセス向上費用」が7580億円――これら直接的なインフラ整備費計8390億円は国費負担です。
ただ、19日に記者会見を開いた自見英子万博担当相は、そのほかのインフラ整備費として「安全性の向上」2兆5490億円、「にぎわい・魅力の向上」3410億円、「広域的な交通インフラ整備」5兆9280億円などを挙げたとの報道があります。
なお、19日の自見万博担当相の発表の詳細は、別途紹介したいと思います。
■万博チケット「購入したいと思わない」79%
このように費用が膨らんでいることに対して批判が出ているなか、開幕まで500日となった11月30日、万博を運営する日本国際博覧会協会は前売り入場券の販売を開始しました。期間中の来場者数を2820万人と想定しているといいます。
毎日新聞は12月16、17の両日実施した全国世論調査では、2025年4月に開幕する万博の入場チケットを購入したいと思うか尋ねたところ、「購入したいとは思わない」が79%となり、「購入したいと思う」は10%にとどまったことが判明しました。「どちらとも言えない」は11%でした。
来場者数目標2820万人に、入場券およそ2300万枚を売る計画とのことで、そのうち1400万枚は前売り券です。その半分は経済界に購入を頼んでいるといいます。入場券の価格帯は様々ありますが、「万博一日券7500円」として全収入と万博にかかる費用を比較したらもうこの入場券の収入では足りないというのが見えてきます。結局赤字になったら税金で穴埋めすればいいと思っているのでしょうか?
なお、19日の自見万博担当相の発表の詳細は、別途紹介したいと思います。
■万博チケット「購入したいと思わない」79%
このように費用が膨らんでいることに対して批判が出ているなか、開幕まで500日となった11月30日、万博を運営する日本国際博覧会協会は前売り入場券の販売を開始しました。期間中の来場者数を2820万人と想定しているといいます。
毎日新聞は12月16、17の両日実施した全国世論調査では、2025年4月に開幕する万博の入場チケットを購入したいと思うか尋ねたところ、「購入したいとは思わない」が79%となり、「購入したいと思う」は10%にとどまったことが判明しました。「どちらとも言えない」は11%でした。
来場者数目標2820万人に、入場券およそ2300万枚を売る計画とのことで、そのうち1400万枚は前売り券です。その半分は経済界に購入を頼んでいるといいます。入場券の価格帯は様々ありますが、「万博一日券7500円」として全収入と万博にかかる費用を比較したらもうこの入場券の収入では足りないというのが見えてきます。結局赤字になったら税金で穴埋めすればいいと思っているのでしょうか?
【出典参考】2023年12月16、17日配信「毎日新聞」
※パレスチナに平和を!イスラエルはガザへの軍事攻撃を止めろ!
※平和、いのち、くらしを壊す 大軍拡・大増税に反対しよう!
■署名用紙は下記「憲法共同センター」ホームページから
https://www.kyodo-center.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230123shomei.pdf
※ #統一教会の宗教法人解散を求めます
■署名活動はオンライン署名サイト「Chage.org」で行われます。
https://chng.it/YYVtM9Wr8G
※ #ロシアはウクライナ侵略をやめろ!
※新たな「憲法改悪を許さない全国署名」にご協力を。
(9条改憲NO!全国市民アクション)http://kaikenno.com/?p=1826
■これまで取り組んできた「安倍9条改憲反対!改憲発議に反対する全国緊急署名」に変え、新しい情勢に合わせた「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みます。
■ネット署名
https://chng.it/R2YgNbLD
■署名用紙(プリントしてお使いください)
署名用紙はこちら
2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ!
引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に!
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール(「とだ九条の会」HPをご覧ください。)に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」HPに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://toda9jo.web.fc2.com/
*「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ブログのアドレス
http://blog.goo.ne.jp/toda9jo
*「とだ九条の会」ブログは2014年11月10日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ツイッターのアドレス
http://twitter.com/toda9jo
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