とだ九条の会blog

「とだ九条の会」公式HPに併設=「とだ九条の会ブログ」でネットワークを広げます。

大企業の2018年度「内部留保」最高更新449兆円――優遇策で毎年増加

2019年09月08日 | 国際・政治
9月2日、財務省が発表した2018年度の法人企業統計調査によると、資本金10億円以上の大企業(金融・保険業を含む)の内部留保は同年度末449兆1420億円となり、過去最高を更新したことが分かりました。
 
内部留保は、企業があげた利益から法人税や配当を払った後に残った利益剰余金、資本取引から生じた資本剰余金、引当金などをため込んだものです。大企業は賃上げを抑制する一方、法人税負担の軽減など政府の優遇政策によって内部留保を積み増してきました。
統計で比較可能な2008年度以来、毎年度増え続けています。
 
同日発表された4~6月期の法人企業統計調査によると、金融機関を除く全産業の設備投資額は前年同期比で1・9%増加し、11四半期連続のプラスでした。しかし、米中貿易摩擦の影響などで伸び率は1~3月期(6・1%)に比べて鈍化しており、特に製造業では2017年4~6月期以来、8四半期ぶりにマイナスに転じました。
 
業種別に見ると、非製造業は7・0%増。オリンピック前景気もあってか都市部を中心にオフィスビルの需要が伸びましたが、その一方で、中国経済の減速で半導体の需要が落ち込んだことなどを受け、製造業は6・9%の減少でした。
 
米中摩擦は企業業績にも影を落とし、経常利益は12・0%減少しました。為替相場が輸出に不利な円高に振れたこともあり、製造業では27・9%減となっています。
 

【出典参考】2019年9月3日付け「しんぶん赤旗」
 

※9条改憲を許さず、憲法の平和・人権・民主主義が生かされる政治の実現を求める
「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」(3000万人署名)にご協力を。
署名はこちら=> =>http://kaikenno.com/?p=1
(安倍9条改憲NO!全国市民アクション)
■2018年5月3日「憲法集会」で4月末時点で1350万筆が集まったことが報告されました。引き続き3000万筆目指して取り組ます。

※日本政府に核兵器禁止条約への参加を求め、
 核兵器のない世界の実現に向けて、
 あなたも「ヒバクシャ国際署名運動」を。
  ネット署名はこちら=> http://hibakusha-appeal.net
  (「ヒバクシャ国際署名」推進連絡会)
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール(「とだ九条の会」HPをご覧ください。)に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」HPに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://toda9jo.web.fc2.com/
*「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ブログのアドレス
http://blog.goo.ne.jp/toda9jo
*「とだ九条の会」ブログは2014年11月10日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ツイッターのアドレス
http://twitter.com/toda9jo
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「終わった話」ではない朝鮮... | トップ | 映画「誰がために憲法はある... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

国際・政治」カテゴリの最新記事