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野田新首相は、筋金入りの消費税増税論者、靖国派

2011年08月31日 | 国際・政治

民主党の新代表に選出された野田佳彦財務相は、8月30日、衆参両院で菅内閣の総辞職を受けて行われた首相指名選挙で首相に指名されました。

野田佳彦氏は、松下政経塾1期生で、政経塾出身者としては初の首相となります。同氏は54歳で、安倍晋三、田中角栄に次ぐ戦後3番目に若い首相とのこと。千葉県議を経て、1993年に日本新党から衆議院議員に初当選し、新進党を経て民主党入り、同党国対委員長を務めていた2006年に、同党衆院議員が虚偽のメールをもとに国会で自民党を追及した「偽メール事件」で当時の前原誠司代表とともに引責辞任したという経歴の持ち主。2009年9月からは財務副大臣を務め、2010年6月から財務相として初入閣していました。

同氏は、根っからの“消費税増税論者”。2010年代半ばまでに税率を10%に引き上げる「社会保障と税の一体改革」を実施すると主張しています。今回の代表選では「(復興支援のための消費税増税は)やむを得ない、負担しよう、と世論を誘導するのが政権与党の役割」とまで豪語する始末(8月27日)。

また、根っからの“靖国派”でもあります。「日米同盟の深化を基軸とした外交」を掲げ、『文藝春秋』9月号では、日米同盟について「世界の安定と反映のための『国際公共財』」とまで持ち上げています。
同氏が野党時代の2005年に内閣に提出した「戦犯と靖国神社参拝」に関する質問主意書で「A級戦犯は戦争犯罪人ではない」との考えを示していたことについて、代表選の直前に記者からその真意を尋ねられ、同氏は「考え方は基本的に変わらない」と発言し波紋を広げています。同氏はその理由として極東軍事裁判の有罪判決後、国会決議や関係国の対応で「A・B・C級全ての名誉は法的に回復されている」としました。“戦犯はぬれぎぬ”とする靖国神社と同じ歴史認識の持ち主であることは折り紙つきのようです。

【出展参考】2011年8月30日付け「しんぶん赤旗」など

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