とだ九条の会blog

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「平和」と「憲法九条」への朱玉のメッセージ(7)

2008年01月08日 | インポート
昨日に引き続き『新しい日本を~22人のメッセージ』(「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」[全国革新懇]発行)からいくつかの方のメッセージのエッセンスをご紹介することにします。よろしければ同パンフレットをお買い求めいただき、全文をお読みいただければと思います。(文責:サイト管理者)

<安保条約を破棄し、完全に軍備のない独立国家に>
●日野原重明さん(医師・聖路加国際病院理事長・96歳)は、先の参院選(2007年)で自民党が大敗して「よかった」と語り始めました。それは安倍内閣の改憲策動への危機感を表明したものでした。「民主党も安倍首相のように改憲を強引に進めると反対があるということを読んで、もっと審議を続けるべきという方向になるでしょう」と分析し、「いまこそ憲法を守る国民運動が効果を発揮してきます」と述べています。そして、日野原氏は安部内閣の改憲の狙いが「アメリカといっしょに地球のどこかで起こる戦争に従事すること」とキッパリ指摘しています。 日野原氏は、京都大学の医学部時代、731部隊の石井四郎中将が先輩であったことから、よく人体実験の映画を見せられたということですが、それを思い起こしてもゾッとするそうで、「あれはもう過去のことで、なかったことだ」なんて嘘は通じないと言います。「現代人に必要なのは戦う勇気より平和を守る勇気だ」とも。 また、日野原氏は安保条約の問題にも言及。「米軍への基地提供も10年後には解消したいと、アメリカに伝え、その後完全に軍備のない独立国家となってほしいと思います。そのために安保条約を破棄することにアメリカは文句をいえません。…反対したら他の国は文句を言いますよ。ポツダム宣言を受諾して日本が無条件降伏をしたのはアメリカに無条件に従うといことではなく、世界に非戦を宣言したのですから」。 (つづく)

【出典】『新しい日本を~22人のメッセージ』(「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」[全国革新懇]刊、頒価500円)

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