PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

日々雑感。経験からくる自身の審美眼を信ぜよ。

2019-06-28 | 日記

時計相場において、あたかも金の成る木が生えたか、巨額のあぶく銭にありついたかの如く、

定価をはるかに上回る金額でショップで売られて久しい。

これから絶対に来る日本経済の地盤沈下を無視するが如くのこの法外な時計価格の値上がり額。

とそれをありがたがつて群がる、疑似新興宗教信者や値上がりを期待する愚かな守銭奴の連中。

まるでそういった連中の頭の中は、幕末期の〝ええじゃないか〟の狂乱に似ているではないのか。

まぁ、庶民は狂うがよい。狂って定価よりも三倍近く高いステンレスのデイトナを買えばよろしい。

そんな金、出すんなら、金無垢買えばよろしいのに。

その金無垢でさえ定価の+100万円近い値段で売られている。

ノーチラスならなんでも数百万プラスされている。

初期ジャンボの3700/1Jなんて今や2000万円になろうとしている。

なんとも狂っている。

でもこれが日本人の感覚なら、狂っている連中は狂って買っているという感覚はないのだろう。

こうして日本は外国人に侵略されていくのだ、と思う今日この頃である。
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