PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

ロレックスのブライスタグについて。

2017-03-28 | 日記

日本正規品購入においてロレヲタならば避けては通れない問題が唯一存在する。

それは、プライスタグの没収である。

以前にもこの問題に関連して、日本ロレックスが正規品購入者に紙片で〝プライスタグ

を購入者に差し上げるよう〟旨が書かれていたことは説明した。

当時はのシリアル確認はミドルケースとブレスレットに隠れていたので、シリアルナンバー

が書かれていたプライスタグは購入者に添付されてしかるべきであった。

当時も現在と同様に販売品の管理のため、と正規販売店は説明する。

またはロレックス社の指導によるものだと説明する。

なるほど確かに当時はプライスタグと店の管理タグが付いていたので正規店は店の管理タグ

さえ残ればロレックスのプライスタグは不要であった。

ならば現在も、プライスタグと店の管理タグの両立をすればいいと思う。

顧客サービスの一環として。

私が、激怒したのは、保護シールを店員が爪を立ててひっかきながらむしっている光景だ。

これはどうしたことか。

明らかに転売防止、というそういう上から目線でロレックスの顧客としては不適当な客、という

目線でやられていると私には映る。

マセラッティやポーシェなどのカバーを外すのは最初のオーナーの特権だ。

それを痩せた若造でロレックスの4桁なんて見たこともないし、16520なんて触ったこともない

店員に保護シールを破られるのだ。

当然、私もさっさとプレミアムが付いている間に転売してしまおう、という発想になっても仕方がない。

そういう展開になっていることもロレックスは気が付かないのではないだろうか。

私は、以前には金無垢、ロレゾール、ステンレスモデルと幅広く日本ロレックス正規品を購入し続けて

きたが、あるときからぱったりと止めざるを得なくなった。

それは、プライスタグの不当な没収。一方的な上から目線に激怒したからだ。

だから、今は新品のプライスタグがきっちり付属した完全品の並行品を買っている。

ロレヲタなら必然の行動だろう。

プライスタグのない新品なんてコレクションとして不完全品である。

要するに日本は世界の正規店よりもずっと神経質なのだ。しかしそうせざるを得ない理由もわかる。

それはロレックスなんて一本ももっていないヤツがステンレスのデイトナを一本釣りしようと、

日本ロレックスに毎日のように、なぜ入荷しないのか、なぜ特別な客だけに渡すのか、などそれこそ

精神鑑定が必要なヤツが問い合わせてくるためだ。

ステンレスのデイトナを買うためにはデパートならば上得意客にならなければいけないし、専門店なら

いろいろと多くの適当なロレックスを買う必要がある。

それをこういうコミニストは俺もデイトナ、オレもコスモグラフという、小学生にも馬鹿にされる

理屈をロレックスの常識的社会人に電話する。

だから、プライスタグを渡せられない理由は、いまの日本社会の欠陥に起因していると、言える。

したがいまして、世界のロレックス正規同様に、そういう転売されてしまうから、ということに頓着せず、

以前のようにプライスタグを普通に付けて、保護シールはむしらせないでください。

ロレックスは正規品で買いたいので。

以上

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