PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

…もはやこれまで。日本経済,瓦解す。…ジ・エンドです。

2009-01-26 | 社会・経済

 国内大手輸出企業の経営臨界点であった1122の日本円対米ドル為替レートクライシス勃発以降,3ヶ月も経過しているにもかかわらず,日銀券の発行量もこれほど増大させているが,恐ろしいことにインフレにも触れず,円高が異常進行しもはやコントロールの効かないボブスレーの如く急傾斜の谷底をまっしぐらに突っ込んでいっています。

 自民党は次回の選挙で大敗北ですが,果たして民主党が有効な経済政策を実行できる頭脳集団とも思えません。

もはや操縦杆の部品交換をしなかったがために故障のまま滑走している日本経済。雪山に衝突するか,なだらかな平地を滑走するか,または急上昇するか,途中で即死するかは各自の体力しだいですので,判りません。

 しかし, 『100年に1度』の経済危機という認識がノスタルジックな閣僚にあるのなら,なぜ100年に1度の経済政策』を実行しないのでしょうか。

言うだけタダ,もはや幕府瓦解時の『ええじゃないか』的な思考しかできない,日本政府。

 ゲーセンで消えてしまうような乞食騙しの金額を一部の国民に散布しても…。日本を乗せた高速ボブスレーはそうそう止まりません。

政府は内需拡大の方針ですが,二年前にこのブログでも発言したように,日本の高度成長は確かに都市部にやって来た田舎者が家電製品を個々に購入するようになる1960年代の内需によって拡大されたのは学界的にも認識されています。しかし,1970年代以降,バブル期も含めて,日本経済は外需によって繁栄してきているのです。そう考えれば,焼け石に水的な内需に税金をばら撒くよりも,また円安に歯止めが効かない以上,企業にメリットのあるばら撒きと同額規模の減税政策をする必要もあります。

しかし,もはやタイムリミット,つまり,ジ・エンドなのです。

 私はあの国内株価大暴落に大量に購入し,購買差額18値上がりした国内株を売却して得たお金を見通しのつかない国内銀行数十行に分散させる,という引き篭もり的な保守的人間からの脱却を計画しているところですが,私の友人は先月,ゴールドロレックス3(1820611652816808)を持って,東南アジア某国の永住権獲得のため,日本を脱出しました。

 こんなこと,言いたくはありませんが,日本,かなりヤバイです。

 それでも,私は友人の高級官僚らとともにローレックスをして日本経済を再生させたく,今,力強く,そう,思います。

 画像は私が入居予定のナカメのアパート。

114_2

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 〝白いロレックス〟 | トップ | Ref.118206×Ref.118239 »
最新の画像もっと見る