地方の政令指定都市もそうかも知れませんが、都内では至る所に老若男はロレックスの時計(その大半はロレゾールのデイトジャストのジュビリーブレスにシャンパンダイアル…ある意味王道でロレックスのフラッグシップモデル、またはSSのデイト付きサブマリーナ)をしています。
先日のお昼、空調の悪い銀座線で私の周囲には六人もの方々がロレロレでした。ブレス調節をしていないジュビリーDJをしているのが、もちろんお約束のとおり、50代のサラリーマンでした。別に良いのですが。。
ロレックスは、ステイタス?を分かりやすく表現するブランドで、モデル毎に、ある意味、単にリファレンス(モデル)の違いだけで〝身分階級〟を露呈させかねない時計ブランドとも言えなくもありません。
私は時計を見せびらかすのは決して本意ではありませんが、男の装飾品は女性よりも一般的に限定的ですので、それなりにゴールドの時計でもよいのではないでしょうか。
余談ですが、銀座の路面店の超アッパーブティックの〝ウケ〟が良いのは、店員の年齢にもよりますが、ホワイト、プラチナではない、つまり〝白系〟ではない、金無垢(イエローまたはピンク、ローズゴールドなどの黄色系)の〝パテック〟 (ノーチラス、アクアノートのSSはダメです)、〝フランクミュラー〟 (SSのカーベックスはもちろん不可。このブランドには、他にシャンパンゴールド、グリーンゴールドというものもあります)の金無垢(せいぜい7850系統以下のサイズ)〝AP〟の各種ロイヤルオーク無垢、それにロレックス以上のブランドの金無垢です。
私愛用のロジェデュブイは店員との会話が〝表参道ヒルズ〟関連以外、成立しないことから、どうも悲しいかなロジェはほとんど認知されていないようです。ほんとうに「フォローミー…」とはなかなか言えませんね。
でもやはり素敵なロジェはパテックのイメージを現在?唯一のその源流としたロレックスのベビークロノの様な、初期オマージュのPGブラックダイアルのクロノでしょうね。。
でも現実には、たぶん並行店で100万オーバーでローン購入なさった、ステンレスのブラックデイトナを自慢下にしているイタリアスーツ店のイケメン店員(たぶん、私同様の地方出身の元来の田舎者)がまだいるのには、私には化石に思えました。
私は旧英領植民地のペナン焼ですが、黒文字盤インダイアルも彼の顔も日焼けしている、ロン毛のなかなかイタリアジゴロっぽいお方でした。
余談ですが、このデイトナ(REF.16520)黒文字盤のインダイアルの焼けで、ブラウンダイアルといって付加価値をつけてショップで売られていますが、私の知人の知人のものも同様で、一つは日本正規品、もう一つは並行品でしたが、彼らはそれらを新品で購入し、次第に雑誌で紹介されているようなブラウンに変色したそうです。
私も拝見いたしましたが、二人は宝飾店店員ですが、どうも〝蛍光灯で焼けた〟と言えそうです。
また、100万円オーバーのエクスプローラー(REF.14270)の〝ブラックアウト〟は海外では評価ゼロです。こういうものを購入する方はある意味、金銭感覚のない〝ドロップアウト〟した人ですね。
…微力ながら私のように、ユニセフへの募金をお奨めします。