PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

三つ子の魂百まで。私だけのエンドレス ロレックス ストーリー

2021-01-30 | ニュース









幼いときにはもちろんのこと、20歳まで私はロレックスの名前は、ポルシェやベンツほど知らなかった。

丁度、バブルが終焉に向かっていた時代で、成金趣味な16233や16013がロレックス、だと誰もが抱いていた

イメージと同じ程度だった。

そのころ幼馴染が時計に詳しくて、毎回、訪問するたびに週刊プレイボーイとともに、ビギンやビギン時計増刊号、

世界の腕時計、などが散乱していて、何気にアイドル本とともに手に取って眺めていた。

当時の私と言えば、父から買ってもらったロンジンの回転ベゼルのヤツ、セイコーファイブ、大沢商会のグレースファブリオのアラーム

、そしてセイコーファイブだった。

自腹で48000円のオリスの時計は学生の身分では買えなかった。

旧帝大を卒業するころにはアルバイトで買った15200を24万円で買ったときは異様にたいせつに眺め保管していた。

その2年後に14060サブマリーナを28万円で買った。

ともに正規品だ。

15200はいまも自宅に大切に保管されている。

あの時は、はじめてのロレックスということもあって、正規のカタログと店頭を何度も行き来して飽きれるぐらいに時間をかけていたっ

け。

インターネットがない時代の最後の買い方だったかもしれない。

あの時代は人生で一番走り回ったときだった。

ちなみに当時から、私は三針のシンプルウオッチが好きで、デイトナは周囲が騒ぐから買った、という程度でした。

だから、1019は大ぶりで一番好きなモデルでしたが、当時でも中古価格は45万円で新品の並行新品の16234よりも高く、

中古のくせに生意気な1019、といった感じでいる間に、あれよあれよと500万ほどまでになり、今や300万弱程度で

落ち着いています。

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