PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

ロレックスという腕時計につきまして。

2021-01-13 | ニュース

ここ5年間ほど正規店頭にふらっと行って、ふらっと買って、自宅でゆっくりと保護シールを剥がす、

というロレヲタの流儀はできなくなった。

趣味というのは、茶道でも剣道でも、その道を独自で決めていける、流儀、というものを大切にして

発展、派生してきた。

ところが、本当にスイス本国の意向か知らぬが、日ロレの流儀が、めっぽう気に食わなくなってきた。

シールはがしても、白タグ、没収しても、転売買取価格にはもはや影響はしていない。

上得意のデパートのお客様に対しても、平気で在庫の嘘を付く正規店店員。

いったい日ロレは正規販売店員に接客マナーを教示しているのだろうか、と疑う。

市井の転売ヤーだらけで、みそもくそも、見分けがつかない新人さんにもはや接客はできないだろう。

店長ですら、上得意を見分けられないのだから仕方がない。

ところで、昨年秋に、正規店で、エクスプローラー1の購入に迷う、5500を着けた、72歳ぐらいの老紳士を

見かけた。

〝この人は買わないだろうなぁ~〟

と瞬時に私は思った。

というのも、紳士ブル、このエセ紳士は、ごちゃごちゃ、自身の金融資産を並び立て、店員とはソーシャルディスタンスを

異様なほどとり、なおかつ、茶色いグラデーションの革靴で先端に花模様の彫りを仕込んだものだったからだ。

ほんとうに、こういう小ロレオーナーは多く見かける。

ウンザリする。

店員もそそくさとスポロレを隠すかのように仕舞い込む。

気持ちの悪い光景だ。

コロナ禍でも相変らずな正規店員と転売ヤーの攻防が続くのである。

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