PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

ノーチラス雑感。

2014-03-24 | 日記・エッセイ・コラム

3700ppn

現行ノーチラスはクロノグラフや年次カレンダー、ルクルトのパワーリザーブっぽいものなどのブレスタイプやそれらの革ベルトタイプがあるが、プレミアムがあり、人気があるのはジャンボノーチラスのダークブルー文字板。ホワイトではない(3針または2針のノーチラスはたとえオーバーサイズであっても〝ジャンボ〟ノーチラスとは名乗れない)。

ここまできて5711、と即答するご仁はノーマルである。

現行なんて正直、カッコよくない。クロノグラフのノーチラスが、中古品に多く出回って見られるのはよくわかる。妙なケースの厚さとプッシャーの形状がいけない。私には450万程のこのノーチラスクロノはチュードルクロノタイムに見えてしまう。何故だろうか。

私にとってノーチラスはこの2針のファーストジャンボ3700の全無垢イエローでよい、と思っている(※ジャンボノーチラスのブレス仕様の色無垢はこの3700しかこの世に存在しない。なぜパテックがホワイト無垢は作ってもイエローやローズのブレス仕様無垢を作らないのかはわからない。クロノーチのブレス仕様ローズ無垢は意味合いが違うので除く)。

かなり前のことだが、初めてノーチラスをいい時計だと認識したときは3800しか知りえなかった。またこれがミドルサイズ、ボーイズサイズだとも思わなかった。ショップの店員はこのことを敢えて指摘せず、メンズサイズだと言っていた。皆がそれほどノーチラスなんて、という時代だったから仕方が無かったのだ。

パテックについては未だに新品付属品情報は不確定だと、友人が先日言っていたことを思い出す。
海外正規〝新品〟だというのに、取説などの冊子やギャラホルダーさえも〝抜かれている〟個体もあるというのだ。
私はアンティークパテック以外は日本正規品しか買ったことが無いのでよく判らないが、このような脆弱な付属品を〝新品〟として並行品を売っているショップがまだあるらしい。ロレックスなら大変なブーイングとなるのだが。もちろんその友人はパテックコレクターではなく、増税後に並行、中古は暴落するから、と言って、そういうショップではなく直ぐに日本橋Mでの購入をすすめたのは当然と言えよう。

読者諸氏もくれぐれも付属品やギャラ内容については注意し、こだわって購入して欲しい。本来付属しているものがヤフオクや転売されていたり、ギャラに切抜きがあったら気持ち悪いではないか。

☆買い取り時に窓口で〝付属品が揃っていませんし、ギャラも切られているので査定はマイナスですね〟と逆に言われないためにも、、先手を打ってください☆

ではまた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする