PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

それでも、私は「ロレックス」を選んだ。

2010-10-02 | 悩み

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「ロレックス」の時計は、他のメーカーの時計よりもアンティークや中古は高額、新品でも外装素材によっては他のメーカーの時計よりも同価もしくは割安ですが一般には高額です。また、「ロレックス」のメーカーとしての顧客対応やメンテナンス姿勢は決してよいものではない、ということはロレックスコレクターたちや一部のいちげんさん的オーナーらにも周知のとおりですが、それでも、「ロレックス」という時計は、私には他のブランドメーカーの時計とは比較にならないほど顧客満足度が非常に高い時計だと思います。

これは他メーカーの時計と「ロレックス」を買取りまたは下取りしてもらったときにハッキリしますし、新品金無垢でさえ他メーカーの時計の同素材と比較しても安く感じられます。これは資産バリューのある時計として「ロレックス」がそうだともいえます。

また「ロレックス」という時計は実際のメーカーメンテナンス(研摩も含めて)は素晴らしい仕上げをしていただけますし、どんなにランクの下の「ロレックス」であっても、「ロレックス」というだけで他メーカーの時計よりも、それほど早くは飽きません。

一方で「ロレックス」は相手から〝判り易いトケイ〟です。つまり世界中の人々の中で認知されていることも、オーナーになっては有益になる傾向が強いと思われます。

さらに言えば、確かに他のブランドメーカーの時計にも1社内で様々なラインナップのものが生産されていますが、「エクスプローラー」、「コスモグラフデイトナ」、「サブマリーナー」、「ミルガウス」、「デイデイト」、「デイトジャスト」…などまだまだありますが、「ロレックス」の時計ほど個性の強いラインナップがなされているとはいえないでしょう。私にしてみれば数十万円の細かいラインナップでコレクションが完成されてしまう時計ブランドよりも、また数百万円レベルの出費をしないとコレクションできない時計ブランドよりも、丁度よいメーカーが「ロレックス」ということになります。そして飽きた時に比較的高く買い取ってもらえるのですから、さらに安心というものです。

ですから、総括しますと、満足する〝総当たり戦〟が可能になるわけです。


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