PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

ロレックス購入動機の心理的ビッグバンとは。

2010-09-09 | 悩み

Sub2010

パテックフィリップのグランドコンプリケーションやコンプリケーションよりもよりいっそうロレックスには私のお金を吸い込んでやまない魔力がある。

それもいつもスタンバイオーケーとでもいうかのように、大きな口を開けて待ち構えている。

それはいつもこういう時だ。

     ロレックスを何本か処分して得た数百万円がそのまま手元にある時。

     昇給し自己資金繰りが非常に楽になっている時。

     人生が非常に前向きで仕事や私生活が充実し、ウキウキしたハッピーな気分になっている時。

     ロレックスを処分してからすでに30日以上経過している時。

これら四つの条件が出揃った時、ロレックスの購買欲が飽和状態に達しており、どのモデルについても購入判断が非常に〝甘い〟、〝オールリファレンス・オールウェルカム〟のトランス状態になっている(症状的には、たとえば、16520黒を3本購入するというのもある意味病的だが、デイトジャストを文字板別に購入するという些細な違いにも敏感に反応する、エラー切手を狩猟的に購入するコレクターに近い状態をさす)。

いわゆるこれが〝ロレックス病〟という不治の病です。この病気に特効薬は無く、たとえパテックやロジェ、ランゲに向いたとしてもそれは結果一時的で、確実に再び〝ロレヲタ〟に戻ります。これがロレヲタのメルクマールというもので、この循環を一度でも経験した人は間違いなく〝ロレヲタ〟です。


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