PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

海外配信のちょっと面白い番組。

2009-09-24 | コスメ・ファッション

やはり海外の時計バイヤーはロレックスのGMTが好きだといいますが、基本的にスポロレ、特に18Kのそれを日常使いにしているようです。このことは次の海外配信ビデオからも明らかです。

→ http://www.theluxurychannel.tv/timeMachines.aspx

この〝THE LUXURY CHANNEL〟という面白いホームページの〝Time Machines〟というコラムにはそういった5名のイギリス人バイヤー(長身の白髪の男性は見たことがあります)が中心に出ていて、6265(黒パンダ)や16808(アップライトインデックス)などの金無垢が登場し、ど派手な16718?などの金無垢スポロレを並べて子供のように楽しんでいます。 

特に自分のオマーン王族仕様の宝飾6265(を囲んでのエピソードに非常に喜ぶバイヤー(この番組の主役だと思います)には笑えましたね。

彼らは時計が好きというよりも商売でロレックスが好きという印象で、ロレヲタの私から見れば、少し脇が甘いな、という感じですね。

それでも、ある意味、私も同じ感覚であり、ブランド時計を取り巻く人間模様が見ていて非常に面白かったです。

また、自分の金無垢ロレックスに対するイギリス人女性へのいい加減な街頭インタビューや、まじめなメーカー側紳士の着けている時計を値踏みして茶化したり、隣で本当に説明を聞いているのか分からない態度…。なんだかパロディーっぽく人生を楽しんでいる彼らがとても羨ましくなりましたね。

わたしも友人にビデオを回させて、5桁のゴールドロレックスや4桁のスポロレの街頭インタビューを表参道ヒルズ前でしたくなりました。

)この番組はイギリスで制作されている様で、イギリス人ロレバイヤーの個人所有の宝飾6265/8にはオマーン王族の紋章が見て取れますが、特に1970年代、オマーン軍用の1665や6265などはイギリスの高級宝飾店アスプレイ社(アンティコルム社のパトリッツィー会長とともに同サイト上の他の番組に登場)を経由してオマーンへ出荷されていたということを見ていて思い出しました。

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やはり犬処分場自体の継続を許さない。破れ傘刀舟の気分。

2009-09-24 | 悩み

このブログの趣旨である内容を書いていましたが,今日は書いている最中,あるテレビ番組を見てしまったため,途中まで書いた内容をすべて消去し,投稿をやめます。皆さんすみません。かなり落ち込んでいます。ですから,犬処分に関心のない方は今回も読み飛ばしてください。

理由はたった今11時のフジテレビで犬の殺処分を報道(ニュースJAPAN『命の現場③最後の声』)していたからです。ゴールデンレトリバーや生後数ヶ月の犬たちが鳴きながら自動的にガス室に押し込められ,二酸化炭素を注入され,二畳程度の確認窓のあるその部屋の中で,カメラに救出を求めて苦しみ目を見開いたまま絶命死亡してゆくまでの一連の数十匹の犬たちの様子をそのまま数分間放送されていました(シェパードが最期の息を大きくした直後に絶命した様子を以って番組終了)。

彼らに何の罪もないからしてもこれはアウシュビッツと全く同じでただ人間ではないだけです。

たしかに飼育放棄する人間も悪いし売れ残したペット業者も悪い。たしかにそれが源泉です。しかし行政の処分場があることを彼らが認知しているからこそ,そこを温床として拠り所としているわけです。

私はガス処分直前に足が震え、悲痛な表情のゴールデンや柴犬の子犬がテレビの中で死んでゆく彼らに数分間合掌し咄嗟に小さい頃教えてもらった浄土真宗のお経を思い出すままに声を出し,愛犬の3歳のゴールデンレトリバーの横で崩れるようにして泣きました。

処分場行政職員が殺したくない,というのなら所属上部官庁に集団で直訴したらよい。何故しないのか。仕事をボイコットしサボタージュすればよい。失職はあっても解雇はあえりないし、行政にさせない。それは数百万人の日本人有志が、有志職員を守りますよ。

私的には人間として生まれて一生涯恥じない,死んでも悔いの残らない仕事をした方がいいと思います。そうしない彼らは正直,結局は無能集団である。

昔の武士は『命惜しむな,名こそ惜しけれ』と言いました。特に環境省や各地保健所の関係各位職員らよ,恥を知れ。またそして更に強く,全国にたくさんある行政の処分場の存在を許すわけには行かない。恋愛映画で泣いている場合ではないわけです。

まさに私の今の気持ちはご先祖所有の越後守包貞を抜刀し,『てめえら,人間じゃあねぇ。たた斬ってやる』という故萬屋錦之介の破れ傘刀舟先生の心境です。

 しかし,この動物処分の実態は社会問題(各地で各様の署名活動を展開中ですのでご協力ください)ですよ。子供にもやさしいココロをもってもらうことは国策だったではないですか。

 だからテレビで全国放送しているわけですが,地区毎に里親を探している場合ではない。ネットで広く全国に公募し,民主党政権による動物里親探しの独立行政法人を設立し,生き物の一連の面倒を見るべきです。

 民主党さん,小さいものにも目を向けない,上から目線の自民がなにもしなかったこの問題について対処してください。毎日毎日無垢な犬がガス室へ送られています。政治力で救命してください。現代の破れ傘刀舟が出現する前に。

 それでも、法改正をしたとしてもその施行は平成23年だといいます。それまで一体何頭の処分されるのでしょうか。

 日本人は正義の味方の理不尽な者への殺人は容認する傾向があるといわれています。

 なるほど、確かに時代劇で『桃太郎侍』、『必殺仕事人』、『必殺仕掛人』、『破れ傘刀舟』などは、番組終了の20分前から視聴する人たちにしてみれば、桃太郎侍も中村主水も梅安も、刀舟もみな殺人鬼でしょう。しかし、一連の話の内容を番組開始から見ている人たちにしてみれば、彼らの関係各位への殺傷行為は既に容認されてしまっており、殺害が終了した番組終了時には拍手喝采で内心大満足で就寝しているのが、日本人視聴者一般の現実でしょう。

 近年の〝犬殺処分〟についての国民運動が、海外の極端な動物愛護信奉者のような〝武装〟した人たちによる職員殺傷(今年になってから殺処分関係省の事務次官が暗殺されていますが、死刑反対論者が事件の遺族の感情がわからないのと同じように、飼い犬を殺処分された犯人の気持は本当のところ分かりません。)や殺処分センター放火と破壊にまで展開しないよう、心から願うものであります。現代社会はあくまでも政治解決が先決です。

 レーニンが言った〝革命には武装蜂起が必要だ〟というのは、過去の話ですから…。

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