PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

増税と紛争前のアドヴァイス

2014-03-20 | 時計

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消費増税がカウントダウンし始めている昨今、ちょうど企業の決算期など数字的なアドヴァイス、株式投資などの金融商品、さらには復活するベンチャー事業も含めてクライアントとビジネスチャンスの懇談が長時間にわたる場合、決まってそこの役員さんと最後の90分は熱い時計談義となる。

クライアント曰く、『今はどんな時計を買ったらいいでしょうかね。あなたがしている時計は私にも似合うでしょうか。その時計派手すぎますよね。私には、、』

私、『そうですね。消費増税後はいったん中古時計は暴落するでしょうね。マーケットの需給の関係で。でもクリミア半島の紛争が長期化すれば、ある意味円安が進行する局面があるでしょうし、資産価値のある貴金属も高騰しますね。腕時計で言えば、資産価値ではロレックスの時計ですね。最低でも5桁のロレックス。そういうロレックスがあってアンティークに手を出してはいけませんよ。もともと価値なんてニッチなものですから。そんな汚いロレックスなんて、セバストポリでは1千米ドルも出す人なんていませんからね。イタリア人だってもうそんな4桁ロレックスなんて買っていないし、5万米ドル以上のポールニューマンなんてだれもいらないそうですよね。そう考えたら、ベゼルダイヤの、少なくともロレゾール、いやコンビモデルと呼ばれる116243あたり、それも10Pというダイヤ文字盤がいいでしょね。妙な凹凸の有るシェルダイヤとかノーマルな文字盤よりも、ノーマル地板にダイヤがいいですね。もっとも全無垢が派手だとか、ベゼルダイヤが派手だとか思われるのでしたら、とりあえず116233Gあたりを、またそれすらも高額だというのでしたら、16233Gの状態のいいヤツがいいでしょうね、、ベゼルに当たりキズのないもので。それでも派手だとおっしゃるのなら何も買わない方がいいでしょう。あなたのそのコンステレーションで十分だと思います』、、と私は何でもハッキリと言う性分です。

そのクライアントはまだ悩んでいる。

買わないで後悔するより、買って後悔した方が、精神衛生上よろしい。また余計な買い物への発展を確実に予防してくれるのだが。

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