りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

小売店は地域のホッとステーションなんです

2012年03月08日 | Weblog

 議会は予算特別委員会が連日開催されています。きょうは商工費などについて審査がありました。私も委員の一人です。

 いつだったか、とある魚屋さんにうかがった時に、お店にご主人と奥さんとお客さんが楽しそうにおしゃべりをされていました。これって、あ~なんか懐かしいな~とひと目見て思いました。

 奥さんが「もうこの辺りでの商売はダメよ。みんな大型店にお客さんをとられてしまった。でもね、こうして一人でも買いにきてくれるお客さんがいるとね、お店をたたむことが出来ないのよ」と言われました。お客さんは、「一日に一回ここに来ておしゃべりをすることが楽しいのよ」ということでした。

 そうそう、地域にある小売店は、誰もが気軽に立ち寄ることのできる憩いの場であって、その地域にとっては、欠くことのできない地域活性化の源だと思うのでした。
 
 そういえば、私の住む近所でも、八百屋さんがご事情があってやむなくお店を閉められたとき、辺りの雰囲気がかなりさびしくなったのを覚えています。今でもお店での会話や、楽しそうに笑っていた光景が目に浮かんできます。地域にある小売店が果たしている役割って、一言では言えないほどたくさんあると思うのです。

 そこで委員会では、商店振興経費について、商店街活性化アドバイザー派遣事業費について①どのような事業なのか②ここでいう商店街とは市内全域の商店街を指すのか質問をしました。対象は市内全域にある商店街で、魅力ある商店街にするための策を考えているといった中身でした。
 
 他にも空き店舗を利用した取り組みなど考えられていますが、高齢化が進む中、遠くまで足を伸ばすことができなくなる高齢者には、近くの商店街や小売店の存在は大きいと思います。いつでもホットステーションであってほしいと思います。

 また、先の代表質問では原田敏司議員が、商店街、小売店をまもるための、大型店の規制について質しました。答弁は大規模小売店舗の立地の規制や、その誘導、地域貢献を促すガイドラインや条例の策定など、関係機関等の意見も聞きながら、市としての必要な対応策を検討していくとありました。ぜひやっていくべきだと思います。

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