フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

相変わらず

2010-03-20 22:56:45 | Weblog
外食をしていると、相変わらず「よろしかったでしょうか?」「一万円からお預かりします」というファミレス(?)言葉が反乱しています。気になりだしたら落ち着いて食事が出来なくなりますが、おじさんだからでしょうか。
ある言語学者は「よろしかったでしょうか」は確認の敬語と言っていますが、どうも納得できません。「ご注文の品は以上です」と言えばいいところを、あんたが確認しろと言っているみたいです。なんか曖昧な言い方で責任逃れをしているみたいな気がしてなりません。
先日もパンを家族用に大量に買ったときにファミレス言葉なのか「こちらでお召し上がりですか?」と尋ねられましたが、敬語とするならばやはり良く考えて発言してほしいものです。いわゆる心がこもっていないですね。
一方お客さんの方もおかしなお願いをしています。「お水貰っていいですか?」「ソース持って来て貰っていいですか?」思わず「嫌だっ」と言ったらどうするのとチャチャを入れたくなります。こうした言葉の拡がりは歯止めが効きませんね。
普通の日本語を普通に使う。簡単なようで難しいのでしょう。心したいものです。