フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

第二の人生

2010-03-14 23:08:34 | Weblog
今日は待望の立浪さんとのトークショーでした。大人だけでなく、将来のプロ野球選手を目指す子供達も沢山参加していました。
思えば立浪さんはこれから第二の人生をスタートさせるわけですが、我々のようなサラリーマンが迎える第二の人生とは違って、長い歳月があります。したがっておこがましく言わせて貰うならば、これまでの選手としての成功体験を捨てるところから、始めなくてはならないでしょうね。そして新しいことにチャレンジしなければなりません。なぜならば、将来、コーチ、監督として、プロ野球の現場に復帰するでしょうから、その為のチャレンジが必要となります。
たとえばコーチという職分をとって言えば、その責任が重いの、野球の技術面をコーチするだけでなく、第一の人生を生き終えた者の自覚と分別が期待されるからです。そうして見ると現役を引退してから一度現場を離れ、一社会人として野球を見ることは大変いいことではないでしょうか。
人間は理屈や論理、制度といったものだけで動かされるのではなく、背後にある情感、感情で動くことが多いですね。そうしたことを実感するためにも一社会人となるのがいいと思います。
ドラゴンズファンは生え抜きの監督誕生を立浪さんに期待しているだけに、頑張ってほしいですね。