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番外編:アニメ版「バッテリー」ロケ地巡礼

2016-11-16 | 「バッテリー」ロケ地
フジ系ノイタミナ(何かと思ったらanimationの逆さ読みですね)で
放映されていたアニメ版バッテリーが無事最終回を迎えました。
制約の多い映画の2時間とは異なって1クールの放映ということも
あり、原作のエピソードも多く取り入れられ、より原作に近い印象
を受けました。


映画版公開当時、岡山詣でを何度も繰り返した私にとっては、アニメ
版第一話を見た印象は、とにかく既視感の連続だったということ(笑)
公言はされておりませんが、映画版の画作りはかなり意識されている
と思われます。

原田一家の新田入りは、おろち峠こと高梁市内に入る手前のループ
橋の展望台から始まります。映画版とまんま同じ場所です(笑)



主要なシーンは高梁市内で網羅できます。
巧のランニングシーンでは、ループ橋からさらに市内寄りに進んだ坂
の途中も登場します。



アニメ版の井岡邸は、ふいご峠の入口近くにあります。
これも映画版から数百mほどしか離れていないのと、映画版で巧と
青波が二人乗りの自転車で坂道を下るシーンや、豪の母親に呼び
止められるシーンのロケ地ともかなりニアミスしてます。
右の写真は映画版の元祖・井岡邸(柏木邸)で、今も健在でした。



巧と豪が初めて出会う新田神社は、高梁川を挟んだ対岸側にある
稲荷神社になります。この付近の高梁川沿いの道はランニング
シーンでも登場します。これも映画版の成羽川沿いとデジャブです。
さらに、高梁川と成羽川は本流支流の関係ですが、これらを結び
つけるのはさすがに強引でしょうか。



他のランニングシーンで、道の脇に小川があってあたかも巧の家
(ふいご峠)から続いているよう見える坂道は、実際には1ブロック
南寄りにある階段であったり、神社に通じる道は美観地区として
知られる紺屋川筋だったりします。



豪が初めて巧の球を受ける空地。
市役所から西側にある商店街の途中で、これも映画版での市役所
から東側にある職員駐車場と、何となく傾向が似てます(笑)



新田東中は高梁高校がモデルで、これも映画版と同じです。確証
はありませんが、グラウンドから離れた丘の上にある校舎と体育館
はアニメオリジナルの設定と思われ、これはあらためて検証したい
と思います。
そういえば、高梁高校の前の踏切に以前は遮断機がなくて、これ
危なくね?と思っていましたが、後に設置されたようです。



新田東中野球部が練習に用いたグラウンドは高梁運動公園内の
もので、ふいご峠への途中で分かれる道の先にあり、巧の家の
近所です。



以上、アニメの公式ガイドブックの情報をもとにしましたが、他
にも高梁市内の観光案内所等で同様の内容のロケ地マップを
入手することができます。ちなみに、ガイドブックおよびロケ地
マップに使われている写真で、ループ橋は逆向きに撮られてます
ので、ご注意を(笑)
原作者は美作出身・在住ですが、映像は同じ岡山ながら、なぜか
高梁・新見のイメージが強いのが不思議です。


ところで、私はガラケー使いなのでよく分かりませんが、今時は
スマホでアニメの聖地巡礼ができるアプリがあるらしく、映画版
公開当時、苦労して地取りした結果をブログで情報交換をした
ことなどを考えると、わずか十年弱程ほどの間でも、世の中は
さらに進歩していることを実感します。
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