麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

アイルランドへ

2014年02月11日 | 身辺雑記
昨日無事かみさんが、アイルランドへ。
首都ダブリンと第二の都市コークで、
さらに今五輪開催中のロシアの、
ソチじゃなくモスクワで芝居をする。
帰国は三週間後になる。


「土地+格助詞」が題名のブログが
随分続いていますが、前段書いたように
今回は僕とは関係ない行先となる。

で、僕はといえば。
一昨日は川崎市高津区へ行き、
昨日は同市麻生区と川崎区へ。
嗚呼なんてローカル(T-T)
しかも効率良く一日で回れたら楽なのに。

多摩丘陵のはずれに位置する麻生は
まだまだ残雪も多かった。

写真は区役所と図書館及び文化センターへの
アプローチに立つオブジェ。

で、公共施設には様々なチラシがあって。
その中に「柿生文化」なるA3二つ折りに
墨一色の渋~い研究誌を見つけた。

発行は68号に達していて、
奥付には「柿生郷土資料館」とあり、
住所は我が母校・柿生中学校内とある。

僕が入学した年から三年連続で、
学区を再編し新設校を作るくらい
人口が急増した地域だったのだが、
白鳥、王禅寺、白山のうち二番目三番目は
2008年に合併したらしい。
新しい校名は王禅寺中央中学校。
少子化は日本中を席巻している。

きっと柿中も教室が余っていて、
その中の一つが郷土資料館に……。
さて、どの部屋だろ?
公開されてるそうだから行ってみよう。

嗚呼どんどん話がちんまりするな
悔しさまぎれに言えば、僕だって
アイルランドもロシアも行ってるんだ。

かみさんは夏にもう一本海外公演を控え、
それはモルドバ等、僕には未知の国になる。


こちらは川崎区の雪。
都会なので、ほぼなくなっていた。

雪の向こう、偶然写り込んだ建物、
実は最近話題になった場所だ。

【明日に続く】
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福島から(花の章)

2014年02月10日 | 身辺雑記
二月六日から七日、福島県の
郡山、伊達、福島の高校に
制作を担当した『空の記憶』を
売り込みに歩いた際の
雑感を綴る三回目。
……雪、月ときて花

ご存知の方も多いと思うけれど、
「雪月花」は白居易の詩が元で
日本では芸術をはじめ広く用いられる。
例えば、日本三名園。
兼六園(金澤)、後楽園(岡山)、
偕楽園(水戸)の美しさの特徴を
順に雪、月、花と表す。

水戸といえば2/5のブログに
J2のホーリーホックを取り上げた。
福島には2014年からスターとする
J3に参戦するチームがある。

福島ユナイテッドFC
街のあちこちにポスターもあって、
気合が感じられました。
頑張って欲しいっす。

ちなみに昨日僕は川崎に居た。
コンビニにはフロンターレグッズ。

「ローソン高津駅前店」

全国各地でJクラブとコラボ展開する
ローソンが公式HPで例として
掲載している店舗でもある。

首都圏は前日の大雪で、
近所の小学校校庭はこんな。

中央奥に見えるのは立教大学。
子供達が雪だるまを作っている。
見た目はまさに北国だが、
都知事選の投票会場なのだ。

結果は過去三番目の低投票率。
天候もあったろうが・・・
こんなことで東京の未来に
「花」は咲くのだろうか

話を戻そう。
タイトルは「福島から」だ。

その地域の老舗百貨店が、
僕は大好物
創業明治七年の「中合」。
呼称は「なかごう」で、
スローガンは「この街と人がすきだから」。

都民一人ひとりにも
このスローガンが欲しかったな
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福島から(月の章)

2014年02月09日 | 身辺雑記
めっちゃ雪が積もったな。
……昨日の続きのブログです。


先週木曜の郡山駅前広場。
滝につららが出来るほどの寒さ。
でも雪は降っていなかった。

ちなみに夜にはライトアップされ
こんな感じに。


さて今日は都知事選。

これは郡山のホテルで読んだ新聞。
「震災液状化」の一面記事。
読む場所で印象も随分変わる。

足元に気をつけて雪のように
或いは月のように清き一票を!

    

金曜日には伊達市に足を伸ばした。
福島市のお隣に誕生したのは2006年。
伊達町、梁川町、保原町、霊山町、
月舘町という伊達郡の五町が合併。

下の写真は旧保原町公民館前で
見つけた碑。
「江戸川乱歩疎開の地」とある。


彼が終の棲家にしたのが池袋。
現在は「旧江戸川乱歩邸」として
公開されている。
うちから自転車なら三分ほど。

豊島区はそんな関係で、
乱歩の生まれた三重県名張市と
交流都市協定を結んでいる。

名張をはじめ豊島区と繋がる街に
『池袋わが町』という舞台で
巡演したのは2009年だ。
僕も制作で同行させて頂いた。

芝居の制作といえば・・・
遊戯空間が「詩×劇」と題し
現代詩人・和合亮一の作品を
何度も舞台化していて、
その和合氏の現在の赴任校が
保原にあるのだ。

またまた「縁」の話になっちゃった。
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福島から(雪の章)

2014年02月08日 | 身辺雑記
凄い雪です

さて二月六日、七日と
福島県に行ってきた。
高校への芝居の売り込みに。

とある長い名前の駅で降りて
向かった先に、幼稚園から高校が
ほぼひとかたまりに建っていた。
一貫教育の私立じゃないけど、
幼小中高の十四年を「其処」で過ごす者も
数が少ないとはいえ存在するはずで
出来れば会ってみたいと思った。

そんな高校と連なる巨大なグランドは、
運動部の強さを想像させた。


ちなみに右隣は小学校で、
左は線路を挟んで中学校
なのできれいな部室も整った
広大な土地は高校のもの、
と当たり前に考えられたわけだ。

が、実際は線路で分断された
中学校のものだった。
鉄道は谷間を行く。そこに掛かる
橋を越えた中学校の正門に程近い、
やや荒れた感じの狭い場所が
逆に高校のグランド。
ねじれた配置。
中学校には小洒落れた時計塔が立ち、
裏門側には瀟洒な屋内運動場まで。


近隣の中学校が幾つか合併して
規模が大きくなったことに加え、
いやむしろ、一番の要因は、
その地域が大合併に踏み切って
「新しい市」になったご褒美に、
莫大な金が落ちたことなんだろう。

中学校に限らず、駅周辺には
「市立」の体育館、プールが
凝ったデザインで建設され、
また公園にはSLが走るらしいのだ。
今の時期はお休みでした)

かたや高校は県立なので、
その恩恵に預かれないという。
まあ、こーゆー話は福島に限らず
日本中のあちこちにあるだろう。
なので、あえて匿名で。

話は変わるけれど・・・
冒頭長い駅名と書いた。
今回、こんな駅も訪れた。




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水戸から【後篇】

2014年02月05日 | 身辺雑記

駅前の風景。
北口のロータリー上に広がる
歩行者専用の通路には時計塔。
そのかたわらには幟。
もちろんサッカーJ2
水戸ホーリーホック。

コンビニにもグッズが沢山。

(下敷、乗っているのはタオル)

そんな水戸で見た『息子たち』。
水戸芸術館を拠点に活動する
劇団ACM所属俳および
茨城出身の俳優が九人出演。
ワークショップ兼オーディションを
勝ち抜いた猛者たちだ。

地元出身のキャストを多く起用した
「未来サポートプロジェクト」の
栄えある第一回公演。
演劇に限った企画ではなく
vol.2は津軽三味線のはなわちえ。
vol.3は落語になるらしい。

さて『息子たち』。
ベトナム戦争で、息子を、
あるいは兄、親友を失った
家族や友人が悲しみを抱きつつも
前向きに生きていこうとする姿を
オムニバス形式で描いた舞台。

まず劇場の芸術監督・高橋知伽江
自らの本が冴えていた。
翻訳臭のない耳ざわり良い翻訳。
第四回小田島雄志翻訳戯曲賞受賞は
伊達ではありません。

そんなテキストを得た小池れいの
舞台美術がまた素晴らしかった。

そして演出・磯村純。
彼の手掛ける芝居にはずれはない。
経験の浅い役者も多く、
いつも以上に苦労したようだが、
見応えある良質な演劇に
仕上がっていました。

ベトナム戦争による喪失の物語は、
我々にとっては、3.11の記憶に
やはり自然とむずびついてしまう、
そんな作品でした。

と。二月一日二日の話を
今更書いてるうちに……
まもなくソチ五輪開幕っす。
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水戸から【前篇】

2014年02月04日 | 身辺雑記
水戸から帰ってきた。日曜に。


高さ100m、水戸芸術館のシンボル
「アートタワー」と上演作品の
ポスターです。
ACM劇場プロデュース公演
『息子たち』
未来サポートプロジェクトVol.1
作/スティーブン・メトカルフ
演出/磯村純
1月25日~26日、31日~2月2日


東京~水戸の高速バスは約二時間。
けど水戸駅の手前の、劇場最寄の
「泉町一丁目」で下車したから
一時間四十五分の道程。
降りた場所に聳える百貨店「京成」。


水戸唯一のデパートにして、
最盛期には上野や市川、土浦等
一都二県に五店舗あった京成の、
最後の一店でもある。
その脇を抜けたところに
水戸芸術館はある。
芝居は二時間半ほど(途中休憩あり)
一階席は埋まっていて、
近隣のみならず僕同様、
東京圏から足を運ぶ者、多数。

下はメインストリート「黄門通り」
と呼ばれる国道50号に建つ
黄門様の銅像と、その向こうに「東電」。

決して他意はありませぬ。

話が前後するけれど。
八重洲口を出たバスは
まもなく高速道路に乗った。
隅田川を左に、右にはスカイツリーを
臨むロケーションは楽しい旅を
大いに予感させたが、ほんと
楽しい二日間だった……。
詳しくは明日。

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水戸へ

2014年02月01日 | 身辺雑記
日本のプロ野球は
本日キャンプインだ。

我が東京ヤクルトスワローズは、
主砲バレンティンが何とか間に合った。
が、皆様御存知の経緯につき、
とりあえず体は来日したけれど、
さて?
精神もちゃんと海を渡ってきたのかな。

昨季は兎に角故障者だらけで
最下位に沈んだ燕軍。
主力がどのくらい復調して来るのか。
或いは若手の台頭やいかに
なんたって目立った補強はない……。
いやいや。
無闇矢鱈に札束切って選手を集める、
同じ東京をフランチャイズとする金満球団より
現有勢力で闘うヤクルトが、僕は好き。

そんな二月一日、僕は水戸に向かいます。

水戸といえば、J2のホーリーホック。
チームカラーは青。
2013リーグ戦は15位(22チーム中)。
過去に闘莉王が所属していたことを、
果たしてどれだけ知っているだろう。

まだ「外国人選手」だったトゥーリオは
サンフレッチェ広島の支配下選手だった。
が、外国人枠からはみだし、
レンタルで水戸へ。背番号28を背負う。
DFながら10得点をあげ、
またこの年、日本国籍を取得。
翌年、浦和に移籍してからの活躍は
ここで説明するまでもない・・・。

だが
目的はサッカーではない。観劇である。
盟友・磯村純演出の芝居を観る。

詳しくは明日・・・いや、
あさってになるかも。

初めてバスを使うが、
お得なチケット3700円ってのがある。
一人で往復するもよし、
二人で使ってもよしなのだという。
ま、諸々くわしくは改めて。



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