麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

白浪五人男

2014年02月19日 | 鑑賞
歌舞伎座新開場柿葺落
二月花形歌舞伎
通し狂言『青砥稿花紅彩画
~あおとぞうしはなのにしきえ』
を観た。土曜観劇の、
スペインの抵抗のドラマから一転、
日本の古典です。
いわゆるひとつの「白浪五人男」。

平成の三之助のうち、
五代・菊之助(弁天小僧菊之助ほか)
と四代・松緑(南郷力丸)が出演。
で、赤星十三郎を二代・七之助、
忠信利平を五代・亀三郎、
そして 大親分・日本駄右衛門に
七代・染五郎という五人男でした。


地下鉄から直結で歌舞伎座。
地下二階にはおみやげさんや
カフェ、コンビニ……
まさに便利。

さて観劇前にちょいと一服


スペインのポスターや小物を
飾った雰囲気漂う喫茶店は、
なぜか夕方からは「薩摩」って
居酒屋になるらしい。

トイレも広くて、白い壁には
お客様の「落書き」があったり……
さらにドアの外じゃなく、内に
椅子がずらりと。

パーティー等も開かれるので、
そのための予備とは思われるが。
ちょいと愉快な風景でした。

さて木阿弥の代表作の一つ
「白浪五人男」。
一幕三場で五人が勢揃いして、幕。
「問われて名乗るもおこがましいが
……」で始まる名台詞の
「勢揃いの場」で終わる二幕。
大詰(三幕)「極楽寺屋根立腹の場」
から「極楽寺山門の場」への舞台転換は
屋根がせり上がる「がんどう返し」と、
さすが歌舞伎! 盛り沢山!!

本作は「夜の部」ながら16:30開演と
なかなか一般の方々には
足を向けづらい興行
ぶっちゃけお値段も「豪勢」だし。
必然、幕見とかになるのだが。
ひょんなことから15列中央で
今回見て、やっぱ迫力ありました。

仮に18:30開演にすると22:20終了。
・・・やっぱ厳しいのか。

コメント
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