麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

あられもない0602

2015年06月05日 | 制作公演関連
アトリエ・センターフォワードvol.11
『あられもない貴婦人』
立ち稽古も熱を帯びてきております。

ACFの特徴はじっくり。
昨日もとある場面を細かく念入りに。

※※※

稽古場へは幾つかのルートがあるのだが、
僕は田端駅から徒歩で向かう。

駅前で黄金色の像がお出迎え。

「華」という作品とのこと。

……本当言うと、左に進むべき処を
ちょいと右方向に寄り道して撮りました。

北区田端は文士村が売りの街。
稽古場のある、改札出て左には
どーんと巨大な「田端文士記念館」

「文士」という言葉とは
似つかわしくないハイカラな建物。

公式ホームページの一部を抜粋すると、
《大正3年に芥川龍之介(小説家)が、
5年に室生犀星(詩人・小説家)が
転居してきました。二人を中心にやがて
萩原朔太郎(詩人)、菊池寛(小説家)、
堀辰雄(小説家)、佐多稲子(小説家)らも
田端に集まり、大正末から昭和にかけての
田端は<文士村>としての一面を
持つようにもなりました》

最終行に「も」とあるように、
これは中段で、その前段では
上野に開校した東京美術学校に通う
若い芸術家、つまり画家や陶芸家などが
住み出し「ポプラ倶楽部」が作られた
ことが説明されている。

なので。
町の処々に建つ案内板には
「田端文士芸術家村」とある。


竹久夢二、田河水泡、岡倉天心
……画家、漫画家、思想家・美術評論家
と、田端に集いしアーティストの
ジャンルは多岐にわたっていて、
我等が演劇界に寄与した人物では
川口松太郎、菊池寛、久保田万太郎
などの名前がリストにある。

※※※

長くなったので稽古の模様は次回
コメント
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