麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

『空の記憶』二日目にしてダブルキャストの石田君は千秋楽。

2013年11月03日 | 制作公演関連
「最近アベック」って言葉を聞かなくなった、
と昨日書いた。
フランス語の「○○と一緒に」
の意味の前置詞を、日本では「二人」
~特に男女のそれを指す名詞として
ある時代を闊歩していたわけである。
それが「カップル」に座を譲ったのは
いつのことだろうか?

さて。
『空の記憶』は、日本の作家により
書き下ろされた戯曲なのだが、
登場人物は日本人一人と、ユダヤ人二人。
もう一名は舞台のイントロダクションを語る
案内人だから国籍は問わない。

で、主たる登場人物のアンネとその父は
劇中様々な言語を駆使する。

その中にはフランス語もあって
例えば「Oui,monsieur,avec moi!」
……あら、偶然アベックだ。

あるいはスペイン語版の
『アンネの日記』を妙齢になった
アンネ自身がたどたどしくも
読み解く場面もある。

そんな舞台の、今日は二日目、であり、
また、ダブルキャストの石田貴洋の
千秋楽でもある。

オリジナルキャスト蓮池龍三の
スケジュールもあり急遽前半三回を
~急といっても公演概要を固めて
広報宣伝にかかる時期、つまりは
猛暑の頃には決まっていたが…。

任された彼は、阿吽代表の教え子でもある。
側見の役者暦は彼の人生より遥かに長い。
また他の共演者もベテランばかりで
プレッシャーもあったろうが、
そんな先輩達や演出の辰巳に
厳しくも温かく見守られながらの
3ステージであった。

お陰様でチケットの売れ行きも良く
千秋楽は完売。
あすの昼と夜はまだご用意可能です。

***

ってのを劇場から送信する刹那
バッテリーが切れたので今送信。


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