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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

麦酒瓶の男、紙袋の女

2013年11月12日 | 身辺雑記
松陰神社前から渋谷行のバスに乗った。



家庭や居酒屋で見かけなくなった
瓶ビールの大瓶を片手に、
ごきげんな男。
彼はこのあと、これを飲み干し、
チューハイの350ml缶をその手に握る。

ただ。
僕が彼と出会いし時、既に写真の状態。
なので彼が633mlを丸々一人で飲んだ、
とは言わない。むしろ考えられるのは、
大勢で飲んでた席で中抜けする彼に
一、仲間がふざけて呑みさしを渡した。
二、お開きになったが、呑み足りない彼が
余ったのを失敬してきた。
のどちらかが濃厚じゃないかしら。

それをちびちびラッパ飲みしつつ
バス停に歩むあいだに自販機かコンビニで
缶チューハイは購入、、、という流れ。

これは『空の記憶』の稽古帰りの話。
かれこれ二週間前になる。

三日前。
渋谷から山手線に乗ると、
アラフィフの美女が腕に紙袋を通し、
さらに手にはケーキの袋を持って
角の席に座った。
右側に一人分空いていた。
左手の皮のバッグはなんとか裁いたが、
右の、二の腕のブランド品は嵩があり、
またトップスのケーキも無闇には扱えず
関節をちぐはぐに使いながら、
彼女は人が座れるよう何度か戦った
……のだが結局、挫折。

彼女は知人ではないけれど、
諦めは面倒臭いのじゃなく、
周りの目に負けた、
と僕には見受けられた。
ごそごそするのをみられる羞恥に
彼女は耐えられないタイプじゃないかと。

こちらは『プロペラとスカーフ』の
稽古帰りの話。

そのアトリエ・センターフォワードの
初日はいよいよ15日。
今日から風姿花伝に入りました。
ここで三日半準備をして、
皆様をお迎えいたします。

コメント
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