梅雨明けと同時に猛暑が襲ってきました。誰もがうんざりする中でも、連日のように、切なく厳しい相談が組合に寄せられています。以下はその一例です。
<物件が古くなった。取り壊すから明渡せ!>
100年くらい前から借りている建物に住んでいるAさん宅に、ある日突然大阪の弁護士から内容証明郵便が届きました。「本件建物は、天地くされてから数10年ないし100年以上が経過したため老朽化が進んでおり・・・・(家主としては)・・・・本件建物を取り壊したく・・・・本書面をもって、貴殿との本件賃貸借契約を解約させていただきます。以下略」という一方的なものでした。
Aさんは、「平生は何もいってこず、当方の修理要求にも応じず、見にも来ないのに、突然の明渡請求を受けるわけにはいかない」と組合にも加入して、「とことん争う」と意気軒昂です。
全国借地借家人新聞より
東京・台東借地借家人組合
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