相続で業者が底地を買収
底地の買取請求には資金が無いと断り続ける
豊島区目白に借地しているAさんの底地は、平成16年に地主が相続のために業者に売買した。その後、代理人として大阪のB業者が訪問し「この地域の更地価格は200万円する5対5で買取れ」と迫った。Aさんは怖くなって組合に入会した。
借地の売買及び契約については組合を窓口にして行うことを通知した。B業者は底地の売買について、7対3にするなどの案を提案してきたが、Aさんは、このまま借地として住み続けたいし、買取る資金もないと断ることにした。
その後、B業者は1年以上にわたって、組合事務所に地代の集金にきて売買の話を持ち出したが、折り合いはつかなかった。いつのまにか担当者が替わり、Aさんに面会を強要するようになった。「いるのはわかっているんだ」「はやくでてこい」などと声を荒げて何度も戸をたたいた。ただちに警察に通報するよう指導し、現場に出向いた。今後は、警察などと連絡を密にし対応することにすると共に必要ならば法的手段も検討することにした。
東京借地借家人新聞より
東京・台東借地借家人組合
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