東京・台東借地借家人組合1

土地・建物を借りている賃借人の居住と営業の権利を守るために、自主的に組織された借地借家人のための組合です。

保証金/敷金トラブル/原状回復/法定更新/立退料/修繕費/適正地代/借地権/譲渡承諾料/建替承諾料/更新料/保証人

土地・建物を借りている賃借人の居住と営業の権利を自ら守るために、
自主的に組織された借地借家人のための組合です。

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借地の更新料を今回も不払で押通した (東京・豊島区)

2007年07月14日 | 更新料(借地)

 東池袋で40坪を借地しているBさんは、今年の元旦を、とりわけさわやかな気持ちで迎えることが出来た。

 Bさんが組合に加入したのは、今から21年も前のことだ。その頃は毎年のように地代が値上げされていた。固定資産税や都市計画税の引き上げがその理由だった。

 Bさんとしても、将来の地代を考えると不安だったし、近所には供託している人もあるようだったが、すぐ近所に住む地主との関係を考えると、供託に踏み切る気にはなれず、地主に言われるままに値上げをしていた。

 そんなBさんに、坪当り8万円、総額320万円の更新料の請求があったのだ。とても支払える金額ではなかった。地主宅を訪れ、何とか支払える100万円程度にしてくれるようお願いしたが、受け入れては貰えなかった。

 玄関に置かれた小さな椅子に掛けさせられ、一段高い位置に座った地主と話した時の屈辱感は、Bさんにとって今でも忘れられない。

 そのときが組合との出会いだった。地主の一方的な更新料請求には支払い義務はない、不払を貫きましょうと励まされた。Bさんは思い切って不払に踏み切り、その後20年間地代の供託を続けてきた。

 昨年8月、2度目の借地の更新時期を迎え、更新料を再度請求されたが、Bさんは今回も自信をもって断った。さすがの地主も遂に更新料を断念。

 昨年12月20日、新契約書を取交し合意更新が成立したのだ。

 

東京借地借家人新聞より

 


 

 地主の一方的な更新料請求に対し、借地人には更新料支払義務が無いという最高裁判決がある。

 

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