7月にP-Vineから日本先行発売された後、ずっとワールド・リリースとアナログ盤待ちをしていたのですが、あまりにもリリースされる気配がないので国内盤CDを買うことにしました。アトランタの名門レーベルGiant Stepから届けられた本作は、爽快という言葉がとてもよく似合う素敵な一枚。Donnieと比較されていることが多いようですが、Donnieよりはもう少しブラジリアン度が高めで全体に明るい盤となっています。程よいアーバン・テイストとリゾート感覚が見事に同居している秘密は、おそらくフェンダー・ローズ含めアナログ・シンセの使い方の上手さ。程よいレトロ感も持っているので、古い音楽と一緒にかけても全く違和感なく、いい感じに心をときめかせてくれます。敢えて一曲上げるならばM-5のFree Fallingかな。ミディアム・テンポの心地よいサンバ・ジャズです。ちなみに解説を読むまで知らなかったのですが、なんと数年前にHigh'n'Dryが話題となったSirius Bのメンバーも数名参加しているそう。Sirius Bと言うともう少し土着度が高めな印象があったので、なんだか少し意外な気もしますね。それはともかくオススメの一枚なので是非購入してみてください。フリーソウル・ライクなAOR~ブラジリアン好きならば間違いなくヒットするはずです。最近の心地よい小春日和な午後にはこんなCDを聴きながら過ごすと快適になれそう。
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