東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

貧乏神を大切にしよう

2011-03-12 | 人生の気づき
「貧乏神」と聞いて、楽しい顔をする人はほとんどいないし、ましてや歓待する人はいない。しかし、昔話には、貧乏神を大切に敬い祭って、幸福を手にした家や人物の話が出てくる。

貧乏神とは「黒暗天(こくあんてん)」という「女神」で、その姉は「吉祥天(きっしょうてん)」で福の神だとされている。この貧乏神と福の神の姉妹はとっても仲が良く、いつも二人いっしょに行動する。

したがって、貧乏神を忌み嫌ってぞんざいに扱ったり、嫌がったり、追い払ったりすると、姉の福の神は怒って災いを起こす。あるいは、これまで住み着いていた家を出て行って、その家が貧乏になる。

これは、「何でも表裏一体である」という陰陽道の考え方とも共通している。つまり、神とは、その人の心がけ次第で、福にも悪にも変わるという例えらしい。

したがって、四国ビジネスコンサルタントは、貧乏神大歓迎である。資金繰りに行き詰った会社支援のために、日夜頑張っている。必ずや、お姉さんの福の神が、喜んでくれるだろうから。