もう随分昔のことになるが、
考えさせられる話があった。
ある会社のことである。
その会社は思うように業績が上がっていなかった。
はた目には良い会社のように見えていたが。
トップ曰く、
うちの会社は社員がバカだから業績が上がらない、
と。
従業員曰く、
うちは役員が保身と権力争いばかりでどうしようもない、
と。
もちろん同じところで同時に聞いた訳ではない。
よく覚えていないのだが、なぜかそういう話が耳に入ってきた。
業績が上がらないのは当然だろう。
理由は説明するまでもない。
・・・・・
仮に社員がバカだとしても、それこそ経営の問題である。
採用に不都合があるのか、はたまた社内教育が上手くいっていないのか。
まさに経営そのもので、経営者が問われるものだ。
それをまるで他人事のように…。
もちろん日本的経営で大事なのは社員である。
現場で仕事するのは社員なのだから。
当時よく言われていたが、
社員がしっかりしていれば役員はアホでもいい、
と。
これはあくまで譬えであり、つまり人が大事だということだ。
当然だが役員が本当にアホでは困る。
方向性を見定め、働きやすい環境を整える、
ということが何より重要であり、
それは役員の仕事である。
それがあっていよいよ社員の出番である。
そこで各自が与えられた役割をしっかりこなす。
業績はそういう中でしか上がらない。
そのとき大切なのは信頼関係である。
社員が役員を信頼できないようでは駄目だろう。
それは社員同士でも同様であり、
すべからく敬意と信頼が必要なのである。
いい会社はそれができている。
・・・・・
私がまだ若い頃、職場の上司がよく言っていた。
皆さんがしっかり働いてくれるから、日々の仕事が順調に進んでいる。
すべて皆さんのお陰だと。
口癖のように。
彼は役員ではなかったが、当時の私から見れば役員と代わらなかった。
その時は何となく聞いていたのだが、今にして思えば成程である。
ちなみに彼はいわゆる中間管理職である。
日本企業は中間管理職がしっかりしていれば大丈夫だ、
ともよく言われるが、その通りだと思う。
ともかく、そういう環境が大事なのである。
日本的経営では特に。
それを社風という。
それは目に見えないものだけに、尚更大切であり注意が必要なのだ。
もちろん変化の時代には、
方向性の見定めがより重要になるのは致し方なく、
そこは考えどころだが、
良い社風を守り・育てることを忘れては、
元も子も無くしてしまう。
考えさせられる話があった。
ある会社のことである。
その会社は思うように業績が上がっていなかった。
はた目には良い会社のように見えていたが。
トップ曰く、
うちの会社は社員がバカだから業績が上がらない、
と。
従業員曰く、
うちは役員が保身と権力争いばかりでどうしようもない、
と。
もちろん同じところで同時に聞いた訳ではない。
よく覚えていないのだが、なぜかそういう話が耳に入ってきた。
業績が上がらないのは当然だろう。
理由は説明するまでもない。
・・・・・
仮に社員がバカだとしても、それこそ経営の問題である。
採用に不都合があるのか、はたまた社内教育が上手くいっていないのか。
まさに経営そのもので、経営者が問われるものだ。
それをまるで他人事のように…。
もちろん日本的経営で大事なのは社員である。
現場で仕事するのは社員なのだから。
当時よく言われていたが、
社員がしっかりしていれば役員はアホでもいい、
と。
これはあくまで譬えであり、つまり人が大事だということだ。
当然だが役員が本当にアホでは困る。
方向性を見定め、働きやすい環境を整える、
ということが何より重要であり、
それは役員の仕事である。
それがあっていよいよ社員の出番である。
そこで各自が与えられた役割をしっかりこなす。
業績はそういう中でしか上がらない。
そのとき大切なのは信頼関係である。
社員が役員を信頼できないようでは駄目だろう。
それは社員同士でも同様であり、
すべからく敬意と信頼が必要なのである。
いい会社はそれができている。
・・・・・
私がまだ若い頃、職場の上司がよく言っていた。
皆さんがしっかり働いてくれるから、日々の仕事が順調に進んでいる。
すべて皆さんのお陰だと。
口癖のように。
彼は役員ではなかったが、当時の私から見れば役員と代わらなかった。
その時は何となく聞いていたのだが、今にして思えば成程である。
ちなみに彼はいわゆる中間管理職である。
日本企業は中間管理職がしっかりしていれば大丈夫だ、
ともよく言われるが、その通りだと思う。
ともかく、そういう環境が大事なのである。
日本的経営では特に。
それを社風という。
それは目に見えないものだけに、尚更大切であり注意が必要なのだ。
もちろん変化の時代には、
方向性の見定めがより重要になるのは致し方なく、
そこは考えどころだが、
良い社風を守り・育てることを忘れては、
元も子も無くしてしまう。
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