この世には生命体がある。
生命体でないものもある。
それらを合わせて、
この世のすべてである。
・・・・・
生命体とそうでないものの境界はよく分からない。
命はどうも初めからあったものではないようだ。
後から造られたものらしい。
何かのきっかけがあってできたらしい。
科学的にはそう言われている。
命なき世界から命ができたのなら、
命なき世界は命の母である。
生命体とその母はもとより一身同体であり、
ならばそこに厳密な区別など付けられない。
それが世界である。
・・・・・
ところで厄介なものがある。
死である。
死とは現実にはない。
言ってる意味が分からないかもしれないが、
つまり、
この世にあるのは生命体とそうでないものだけだ、
ということである。
だが、人間は現実にはないものを創ってしまう。
言葉という道具を使って。
それが死である。
死という概念である。
概念は頭の中にあるだけで現実ではない。
現実にあるのは死体である。
つまり生命体でないものがあるというだけだ。
・・・・・
概念とは亡霊みたいなものだ。
頭の中にだけある。
人間はずっとその亡霊に悩まされてきた。
ひたすら現実のまにまに生きていればいいのに、
言葉を持ったがゆえに、
その亡霊に悩まされる。
実に厄介である。
であるから、
人間にとって何より大切なのは、
その取扱いである。
言葉の取扱いである。
・・・・・
ヨハネは言う。
言葉は神と共にあるもので、
神そのものでもあると。
人間が扱うには要注意である。
謙虚に扱うべし。
真言(まこと)を尽くすべし。
生命体でないものもある。
それらを合わせて、
この世のすべてである。
・・・・・
生命体とそうでないものの境界はよく分からない。
命はどうも初めからあったものではないようだ。
後から造られたものらしい。
何かのきっかけがあってできたらしい。
科学的にはそう言われている。
命なき世界から命ができたのなら、
命なき世界は命の母である。
生命体とその母はもとより一身同体であり、
ならばそこに厳密な区別など付けられない。
それが世界である。
・・・・・
ところで厄介なものがある。
死である。
死とは現実にはない。
言ってる意味が分からないかもしれないが、
つまり、
この世にあるのは生命体とそうでないものだけだ、
ということである。
だが、人間は現実にはないものを創ってしまう。
言葉という道具を使って。
それが死である。
死という概念である。
概念は頭の中にあるだけで現実ではない。
現実にあるのは死体である。
つまり生命体でないものがあるというだけだ。
・・・・・
概念とは亡霊みたいなものだ。
頭の中にだけある。
人間はずっとその亡霊に悩まされてきた。
ひたすら現実のまにまに生きていればいいのに、
言葉を持ったがゆえに、
その亡霊に悩まされる。
実に厄介である。
であるから、
人間にとって何より大切なのは、
その取扱いである。
言葉の取扱いである。
・・・・・
ヨハネは言う。
言葉は神と共にあるもので、
神そのものでもあると。
人間が扱うには要注意である。
謙虚に扱うべし。
真言(まこと)を尽くすべし。