analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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日本のアンプ

2016-11-03 01:50:52 | アンプ

プレーヤーを手放したとき、アンプを聴いてきた。アキへーズC-3850とM-6200でジェービーエルS3900を鳴らしていた。最初特徴のない音に感じた。そこで店の人に少し音量を上げてもらった。そしたら特徴が解った。どこまでも柔らかい音。うーん違うかも。表現が難しい。真空管アンプのような音色が柔らかいとはちと違う。フワーッと雰囲気が柔らかいとでも言おうか。しっかり鳴っているが、一個一個の音の輪郭が甘いというか無いというか。音場も前に広がる。スピーカーには優しいアンプに思えた。

先にDENON DP5000を買ったとき、実はレビンソンのNo532でNS1000Mを鳴らしていたのをきいてショックを受けた。スピーカーが能力を超えて鳴っていたようだった。スピーカーの違いもあるが、音場は「面」で鳴っているようで、ひずみ一歩手前のようなぎりぎりのところで鳴っているように聴こえた。「駆動力」がすごい。電流を使い切っている、そんな感じだ。オーディオ的には最高の音であろうと思えた。そしてなぜ海外のアンプが評価されるか、しかももっと高価なアンプはあるがなぜレビンソンが評価されるかが解った気がした。

その後、日本のアンプは?いま国産最高と思えるアキヘーズとはどんな差があるのか?気になっていた。それで今回聴けて納得。こちらは駆動力という言葉は気にならない。まあ、駆動力をつけることは可能かもしれないが、レビと同じものを作ってどうする?そんな感じか。

アキヘーズを聴くまではレビ欲しいと思っていたが、今は両方ともほしいとは思わなくなった。

 

 

 

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