花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

「スイス連邦の旅」(6)

2017年07月10日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅢ」スイス・チェコ

≪「マッターホルン」を「スネガ展望台」より臨む≫

イタリアとスイスの国境にある独立峰「マッターホルン」(4478m)を間近に臨むには、標高1620mの「ツェルマット」から幾つかの展望台がある。ツアー全体で用意されていたのは2300mの高さの「スネガ・パラダイス」だった。
「ツェルマット」の駅前にあるケーブルカー乗り場から1980年にできたというケーブルカーで向った。
僅か数分で標高2288mの展望台駅に到着。そこには少し遠いが町から見た「マッターホルン」とは違って全体が見渡せた。
駅の奥にあったエレベーターで下に降りると、小さな「ライゼー湖」があり、水に写る逆さマッターホルンが見られた。



       


展望台で解散後は夜まで自由行動だったので「スネガ展望台」のチケットで町まで降りた。
散策していると、ホテルの横から「マッターホルン」が良く見えた。
さらに行くと教会と墓地があった。ここに命を落した町出身の登山家たちが眠っているのだ。
全体の墓碑があった。教会の中も静かな雰囲気だった。



       



          

それから改めて次の展望台を目指した。

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今朝の伯母の朝食

2017年07月09日 | 高齢期の生活全般
2日間、当地も30度近い日が続いたので、今朝は、4時に起きて、涼しい内にと薔薇の花殻摘みを2時間してから、15分程伯母の散歩に付き添った。
それから家に入り、朝食の支度だ。

今朝は庭の「ハスカップ」(別名クロコスミノ)の実を取って来て、ホットケーキを作ることにした。
市販のパンよりも生地がしっとりして柔らかいので、伯母のお気に入りなのだ。

いつもの様に甘さを抑えるために、ホットケーキミックス2に対して薄力粉1の割合で粉を用意し、その中に卵1個と適量の牛乳を加えて軽く混ぜる。
フライパンを弱火(強火にすると砂糖が含まれるので焦げ易いから)にかけて、サラダ油とバターを引き、少し高い所から生地を落す。(空気を含ませるため)
急いで薄切りの「バナナ」と「ハスカップ」を適当に並べる。
プップッと炭酸ガスが出て来た頃あいを見て、フライ返しでひっくり返す。
2~3分焼いたら出来上がりだ。
「バナナ」と「ハスカップ」が、適当な酸味を出し、美味しい。

付け合せは皮をむいて小さく切った「トマト」と「ポテトサラダ」
 サラダは、人参、じゃが芋を茹でて潰し、熱い内に酢、胡椒、からしを加えて混ぜる。みじん切りの玉葱(本来は薄切りで良いが、伯母は歯が無いので)を塩で揉み、水洗いして絞ったものと薄切りのきゅうりを加え、マヨネーズで和えて作る。
飲み物は、「ミルクコーヒー」

  

        

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「スイス連邦の旅」(5)

2017年07月09日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅢ」スイス・チェコ

≪「サースフェー」の町から「ミシャベル連峰」見学≫

「モンブラン連山」の麓の町「シャモニー・モンブラン」から東北東150kmのスイスの「サースフェー」までは、バスで3時間要した。
「サースフェー」の南方はイタリアとの国境の標高800mの町で、その背後を氷河に取り囲まれている町なのである。
町の中には車は入れないので、駐車場にバスを止めて散策した。
南側正面に迫るのは「フェー氷河」。まるで町に覆いかぶさる感じがした。その源は4000m級ある13山の山群だ。
大きな「フェー・フィスパ川」に掛かる「グレッチャー橋」が、氷河の展望場所に最適だった。



自由行動中、平な石を柱に取り付けて「鼠返し」にした木造の干草倉庫「シュタデル」や遠くに見える「フエー氷河」を写真に写した。
駐車場傍の小さな丘も、良い展望場所だった。
右端に見える高い山は、スイスで2番目に高い「ドーム」だそうだ。



                



他に「スキーと登山学校」、ロープウエイ乗り場が2箇所、ゴンドラリフト乗り場が1箇所、スキーリフト2基があるという。
その後、次の宿泊地「ツェルマット」に向った。

「ツェルマット」は、「マッターホルン」がある小さな山岳リゾート地だ。ガソリン自動車の乗り入れが禁じられているので、私達は隣町「テーシュ」の駅に行き、そこから列車に10分乗り「ツェルマット」に到着した。下りて間もなくホテルから中型の電気自動車が私達のスーツケースを受け取りに来た。
駅から近いホテルだったが、入り口から振り返ると「マッターホルン」が見えた。





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「スイス連邦の旅」(4)

2017年07月07日 | ガーデニング・家庭菜園

≪シャモニー「ブレバン展望台」≫

首都「ベルン」観光後は175km離れたフランス領の町「シャモニー・モンブラン」に3時間かけて向った。
以前なら国境越えは、出国側でも入国側でも税関員がバスに乗り込んで来て、一人ひとりのパスポートを検札するなど、緊張したり時間もかかったりした。しかし、今は「シェンゲン協定」の25の加盟国は、国境検査無しで国境を簡単に越えられるのだ。
スイス連邦は、ドイツ、オーストリア、イタリア、フランスの4カ国に囲まれているが、今では鉄道や車輌での入出国は簡単なのだ。

「シャモニー」のリゾートホテルに宿泊した翌朝、標高4810mの「モンブラン」を眺望するために、「シャモニー・モンブラン駅」(標高1035m)からゴンドラに乗り、途中で乗り換えて「ル・ブレヴァン展望台」に向った。ゴンドラからは、真下に「シャモニー」の町も見下ろす事ができた



            



展望台は標高2525mの場所で、表面には「モンブラン山群」が、裏に回れば「エギュールージュ針峰群」や湖などが眺望できた。





         

≪「シャモニー・モンブラン」観光≫

展望台からロープウエイ乗り場に戻った後、「モンブラン山群」の北側の麓にあるフランス領の町「シャモニー・モンブラン」(通称シャモニー)を観光した。
ガイドブックによると、長い間「魔の山」として近づく事が恐れられていた「モンブラン」が、1786年8月シャモニの猟師ジャック・パルマと医師ミシェル・パカールによって始めて征服されてからこの町が有名になり、大勢の登山家や観光客たちが訪れるようになったという。その中には私たちが良く知っているゲーテやバイロン、ショパンの恋人ジョルジュサンドなどもいたらしい。
現在はホテル、レストラン、みやげ物店、登山用品店などで賑わっていた。





町の広場には、初登頂に成功した二人の像があり、山を見上げていた。

 

「サースフェー」に向かいバスで出発した直後に、雪解け水が滝となって流れる光景が見えた。

        

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「スイス連邦の旅」(3)

2017年07月06日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅢ」スイス・チェコ

≪首都「ベルン」見学≫

「インターラーケン三山」の展望を終えて「ヴィルダースヴィル駅」に戻った後、バスでスイス連邦の首都「ベルン」に向った。70kmの距離を約1時間で到着した。

「ベルン」は、湾曲した「アーレ川」と高い山に囲まれた天然の要塞都市で、現在旧市街は世界遺産になっている。
1191年、そうした自然の砦に着目して小さな町を築いたのは「ツェーリンゲン公」だったが、15世紀初めの大火で街は消失した。その後、石造りで町が再建されて今日に至っている。



全長6kmにもなるという石造りの全天候型「アーケード」、1218年から動いてきた大きな「仕掛け時計」、100箇所もあるという「泉」(水飲み場)などが印象に残った。周囲の山から引かれた湧き水は、人口が多い都市を今までどれだけ潤して来た事だろうか。



             



 

散策途中のビル内に「アインシュタインの家」があった。「アインシュタイン」は1879年にドイツで生まれ、24歳で結婚してから住んだのがベルンのこの家だそうだ。この家に居た3年間に光電効果の理論、ブラウン運動の理論、特殊相対性理論を発表している。
「ベルン歴史博物館」内に「アインシュタイン博物館」があるらしい。

     

大きな「連邦議会議事堂」とその前の広場に設けられた噴水で遊ぶ子供たちの姿が微笑ましかった。1641~1897年まで実際に使われた「牢獄塔」も残っていた。



           



大聖堂を見学したかったが、何があるのか大勢の人が警護していて近づけなかったのが残念だった。

           























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「スイス連邦の旅」(2)

2017年07月03日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅢ」スイス・チェコ

≪「シーニゲブラッテ展望台」より、ユングフラウ三山見学≫

今回の「アイガー」標高3970m、「メンヒ」4107m、「ユングフラウ」4158mの三山は、対岸の「シーニゲブラッテ展望台」からの眺望を楽しむ事にしていた。
その日は朝から晴天だったので、期待しながら「インターラーケン」のホテルから登山鉄道の出発駅、標高584mの所にある「ヴィルダースヴィル駅」に向った。
そこから9時25分発の可愛い登山鉄道に乗ること50分。二つの湖に挟まれた「インターラーケン」の町など窓外の景色を楽しみながら、標高1987mの「シーニゲブラッテ展望台駅」に到着した。





前に「グリンデルワルト」から登山列車で登った「ユングフラウヨッホ」の標高3454mある「スフインクス展望台」では「アレッチ氷河」を真近に見られるが、三山の姿を見る事はできなかった。しかし今回の展望台からは、左側から順に正面に並ぶ三山を眺める事ができた。



また、遊歩道が整備された「高山植物園」が造られていて、「エーデルワイス」など色とりどりの初夏の花が出迎えてくれた。
1時間弱写真を写したり、ベンチに座って素晴らしい景観をたっぷりと味わった。





驚いたことに、何と展望台の直ぐ下に一軒の農家が見られた事だ。酪農業と少しの農業を営んでいるように見えた。作業中なのか、1台の車が動いていたので、下の町からの道路もあるのだろう。このような高い場所で営む放牧が、草丈を短くしてスイスの山の景観を保っていると思われた。
展望台のレストランで昼食を食べ、また登山鉄道で下に下りた

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薔薇の開花が続く

2017年07月03日 | ガーデニング・家庭菜園
本州では大雨が続く地域があるが、北海道はこの数日間雨が降らず、大地が乾燥している。
そんな中でも、次々と育った薔薇の蕾が開花して、良い香りを漂わせてくれている。

昨日は、近所で数本の薔薇を育てている男性がやって来て、我が家の庭を見ながら話ができた。
「こんなに花数が多いのはどうしてだろうか。」と聞かれたので、
「先ず、昨秋は雪が降る前に、根元に自家製堆肥を施したこと、それと雪解け後、思い切って細い枝を皆剪定してしまったことが良かったのかもしれない。」と話した。

芍薬やジギタリスなどの宿根草も薔薇に寄り添ってくれている。




 (芍 薬)
 
                            (ジギタリス)
 


(手前はアカンサス)
  
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今年も庭に薔薇の香りが

2017年07月01日 | ガーデニング・家庭菜園
先月の気候が涼しかったのが良かったのか、または年数が経って根が張ったのか、兎に角今年の薔薇の木はどれも蕾が凄く多い。これを全部咲かせてしまっても良いものか思案している。
昨日までの3日間の庭仕事で疲れが出たのか、今朝は6時半まで目が覚めなかった。
急いで伯母の朝食を整えて食べてもらい、庭に出られたのは1時間後。
太陽が明るく射し出し、写真を撮る時刻としてはどうかなと思ったが、庭を一巡して薔薇を写した。
宅配の方が来て、良い香りが道路まで漂っていると言っていたが、正直な所私にはあまり強くは感じられない。

植物はどれも季節を知っていて、毎年数日と違わずに開花し、精一杯虫達にアピールをした後、受粉して花びらを落とし、種を結ぶ。
我が家の庭は、基本的には農薬をほとんど使わない。今朝は草取り中、今年初めての青蛙を発見した。(昨年は2~3匹の蛙が庭に住んでいた)
だからこの時期は、薔薇の新芽に凄い数のアブラムシが寄生する。
私は園芸用の手袋を履いて、茎や蕾にしがみ付いているアブラムシの集合体を下の方からそっとつまみ、徐々に指を上に移動させて潰す。上から攻めると、バラバラと落ちて逃げてしまうからだ。
きっとアブラムシのあの小さな身体には、ちゃんと目があるのだろうと信じている。

これから毎朝、薔薇の花殻摘みが始る。今年は花数が多いから、きっと時間もそれなりに掛かるだろう。
しかし、それをしないと、薔薇は種を結んで安心し、新たな蕾を立ち上げなくなるのだ。
全く不思議だと思うが、種の保存はあらゆる生命体が持つ本能なのだろうと思うと、摘みながら申し訳ないような気持ちになる。



  

 

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