花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

今年も庭に薔薇の香りが

2017年07月01日 | ガーデニング・家庭菜園
先月の気候が涼しかったのが良かったのか、または年数が経って根が張ったのか、兎に角今年の薔薇の木はどれも蕾が凄く多い。これを全部咲かせてしまっても良いものか思案している。
昨日までの3日間の庭仕事で疲れが出たのか、今朝は6時半まで目が覚めなかった。
急いで伯母の朝食を整えて食べてもらい、庭に出られたのは1時間後。
太陽が明るく射し出し、写真を撮る時刻としてはどうかなと思ったが、庭を一巡して薔薇を写した。
宅配の方が来て、良い香りが道路まで漂っていると言っていたが、正直な所私にはあまり強くは感じられない。

植物はどれも季節を知っていて、毎年数日と違わずに開花し、精一杯虫達にアピールをした後、受粉して花びらを落とし、種を結ぶ。
我が家の庭は、基本的には農薬をほとんど使わない。今朝は草取り中、今年初めての青蛙を発見した。(昨年は2~3匹の蛙が庭に住んでいた)
だからこの時期は、薔薇の新芽に凄い数のアブラムシが寄生する。
私は園芸用の手袋を履いて、茎や蕾にしがみ付いているアブラムシの集合体を下の方からそっとつまみ、徐々に指を上に移動させて潰す。上から攻めると、バラバラと落ちて逃げてしまうからだ。
きっとアブラムシのあの小さな身体には、ちゃんと目があるのだろうと信じている。

これから毎朝、薔薇の花殻摘みが始る。今年は花数が多いから、きっと時間もそれなりに掛かるだろう。
しかし、それをしないと、薔薇は種を結んで安心し、新たな蕾を立ち上げなくなるのだ。
全く不思議だと思うが、種の保存はあらゆる生命体が持つ本能なのだろうと思うと、摘みながら申し訳ないような気持ちになる。



  

 

コメント (4)
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