花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

バルカン地方の旅(2) スロヴェニア②

2009年09月28日 | 海外旅行「東ヨーロッパⅢ」スロベニア,クロアチア,ボスニア,モンテネグロ
改めてスロヴェニアの国を概観すると、正式国名スロヴェニア共和国、面積は2万k㎡で日本の四国よりも少し狭い、人口200万人、1991年独立、1992年国連加盟、人口の80%がスロバキア人で農業、漁業が盛ん、鉱物資源が多く、旧ユーゴの中では最も豊かな国である。

昼食後、ブレッドからバスで南西方向へ1時間半走り、ポストイナという町の鍾乳洞見学に向った。
この鍾乳洞は全長27kmもあり、ヨーロッパ最大の規模だという。
見学者は狭い地底を「インディジョーンズ」のように猛スピードで走るトロッコ列車に乗って移動しながら見学した後、2km位を歩いても見学し、又トロッコ列車で戻るというようになっていた。
そのスケールの大きさと鍾乳石が作り出す景観の素晴らしさは、今まで見た事がなく、言葉では言い表すことができない。
フラッシュ撮影が禁止されていたので、目に焼き付けるしかなかった。写真①
気温は年中8℃だそうで、1時間半いたら身体も冷えた。



最終日、スロヴェニアの首都リュブリャナで、オプショナルツアーに参加せずに、午後1時まで自由行動をした。
ホテルから町の中心街までバスに乗ったが、料金は片道1ユーロ、2輌が連結したような大型のバスは珍しかった。
この町は500年に渡り神聖ローマ帝国の支配下にあったが、その後、隣国オーストリア帝国に組み込まれた歴史を持つだけに、ルネッサンスやバロックなどの芸術の息吹が感じられた。
最も有名なリュブリャナ大聖堂には塔が2つある。9時に訪れた時はミサの最中だったので、後で再度行って見学して来た。聖堂の天井部分のつくりと絵は素晴らしかった。② 
また入り口の青銅?の扉には意味の有る彫刻がなされていた。③

 ②  ③

また3本の橋が放射状にかかっている「3本橋」も珍しい。中央が車道で両端が歩道だ。④ 広場の向こうにはモダンな外観のフランシスコ教会が佇む。
町の中心にある国会議事堂にも行ってみた。近代的な建築だが、入り口の多くの人が繋がっている彫刻に引き付けられた。⑤

 ④ ⑤

この他、往復3ユーロの近代的なフニクラに乗り、リュブリャナ城にも行ってみた。塔に登るには一般は3.5ユーロだが、私はシニア料金2ユーロで登った。上からの展望も良かった。
青空市を覗くと、新鮮な果物や野菜等が実に豊富なのに驚いた。⑥⑦
ちなみに青葡萄、桃ネクターは1kg1.4ユーロ(189円)、大粒の葡萄は3ユーロ(405円)、トマト、じゃが芋は1kg0.8ユーロ(108円)、ピーマン1kg1.5ユーロ(203円)だった。 
最後にデパートの食品売り場も覗いたが、やはり品物が豊富で清潔感に溢れていた。

 ⑥ ⑦


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1 コメント

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Unknown (ソナタさん)
2009-09-29 18:11:37
マサエさん、私には期待以上の収穫でした。
石造りの文化と遅れた近代化のお陰ではと思いました。

あばたさん、鍾乳洞のトロッコは天井も幅もぎりぎりなのでひやひやしました。スリル満点でした。
また私は、必ず市民が利用する店を覗くようにしています。生活が見えてくるように思うからです。

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