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パイレーツ・オブ・カリビアン-生命の泉 / PIRATES OF THE CARIBBEAN ON STRANGER TIDES

2011-05-20 14:50:50 | 劇場&試写★5

 

 

 

 

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この人気シリーズももう4作目。

3Dもあったけど、わたしの場合はやっぱり2D字幕版を選択。

やっぱり最初のが一番面白かったな~(劇場で観たきりなのでもうほとんど忘れちゃったけど

今回は監督が「シカゴ」で評価され、「NINE」でコケちゃったロブ・マーシャルに交代、

新しい女海賊キャラには、その「NINE」にも出演、監督とは2度目のタッグ

ジョニー・デップとは「ブロウ」以来の共演となるペネロペ・クルスが華を添える

プロデューサーにはジェリー・ブラッカイマー。

 

 

やっぱりジョニーさんはジャック・スパロウのメイクとコスが最高にCool

 

 

わたしの目的はもちろんペネ謎の女海賊アンジェリカ

強くて逞しくセクシーで可愛い 

 

ジャックのパパ、キャプテンティーグこと、キース・リチャーズも再びちょこっと出演!

 

 

イアン・マクシェーン演じる史上最強の敵“黒ひげ”

黒ひげ危機一髪ゲームってこの人がモデルかぁ。最も有名な実在キャラだって。

 

 

今回、海賊には日本人キャストも一人出演。ハリウッド映画にはちょこちょこ出てる

松崎悠希さん。

台詞は一言だったけど。

 

そして、人魚やゾンビまで登場(といってもほんのちょっとだけ)ゾンビシーンは実は楽しみだったのに

ちょっとレイチェル・マクアダムス似の人魚、シレーナには本作でデビューのアストリッド・ベルジェ・フリスベ。

威勢のいいイケメン牧師フィリップには、TVドラマシリーズのサム・クラフリン。

 二人、お似合い。

 

 

 

バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)もいるよ

 

 

 

前作 のラストで暗示された永遠の命をもたらすという「生命(いのち)の泉」をめぐり数々の野望が渦巻くなか、海賊ジャック・スパロウが新たな冒険へと旅立つ。

 

 

5/10(52点)

 

 

このシリーズに思い入れがある人と、ジョニーさん大ファンの人向け。

前作を見直さないで観ても全然OKなくらい、ストーリーに中身が無い(笑)

だって基本、泉を探しながら他の海賊たちと戦ったり逃げたりってだけなんだもん

いや~正直長過ぎるわ(笑)途中眠くなっちゃったし。

ペネロペが思ってた以上にシーン多かったし、ジョニーのジャックはもちろんいいんだけど

なんとも脚本が面白くない。

全然90分とかいくらでも縮められるだろうけど、これはもうファンにとってのお祭り映画だから。

海賊ペネロペと、冒頭のジョニーなペネ(メイクでそっくり!)を観れただけで満足、かな。

撮影時は後半妊娠してたので、妹のモニカ・クルスにアクションを代わってもらったとか。

モニカは女優デビューしないのかな

ジョニーさんファンはもうあの姿だけで満点でしょう!

 

他にたいした感想もわかないなー(笑)

そうそう、私は出て来ちゃったけど、エンドロール後には何かお楽しみがあったみたいだから

最後まで席を立たないように

 

それにしても最近劇場や試写場で上映中に携帯いじってる大バカものを見かける。

あり得ません~。わたしは迷惑なのでそういうの注意しちゃうけど、する方も気分がいいものではないので

そんな当たり前のことは自覚をもって鑑賞してもらいたいものだわ

 

 

 

  公式サイト 

PIRATES OF THE CARIBBEAN ON STRANGER TIDES        2011年  アメリカ   137min

5月20日(金)より、公開中~

 

 

世界各地でのプレミアは沢山ゴシップの方に載せたので、その後の

モスクワプレミアを。

 

 

 

 

そしてジャパンプレミアで来日出来なかったジョニーからは

会場でメッセージが流れ、それが素敵なDVDになって全員に配られたとか。

プレミアにお越しの皆様、こんにちは。その場に行けずとても残念ですが、
日本の皆さんに心からの愛と励ましを送ります。映画を楽しんで下さいね。ガンバレ、ニッポン!

Hello. Thank you very much for coming to Japanese premiere tonight.

Very sorry we couldn’t be there in person, but we’re sending you all our love and support.

We hope you’ll enjoy the film. Ganbare, Nippon!

 

 

 

それでは皆さま、楽しい週末を~

 

 

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終わらない青 /NEVER ENDING BLUE

2011-04-06 12:30:05 | 劇場&試写★5

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そこまでとは知らなかった、自傷行為は今、20代前半の女性7人に1人が経験するという。

 

邦画は話題作やホラーなど、興味を持ったものしか観ないわたしだけど

今回は普通ならスルーしてたであろうテーマを持ったこの作品、

その時は面識はなかったけど、監督の緒方貴臣さんにお誘い頂いたので アップリンクで開催された試写にて鑑賞。

「娯楽性もなく、低予算です」とのことで、、、、。

弟が映画監督としてこれから…という中、いち映画ファンとして、今後の日本の映画界を牽引していく可能性を持った若い監督に注目してます。

 

重たくて、精神的にキツいテーマ、吐き気がするような行為。

音楽は一切排除され、誰もが知ってるようないわゆる有名な俳優ではないキャストたちによる 演技とも思えないほどの

リアル感を持った映像が胸にズンときて苦しい。。。

 

主演の水井真希さんて知らなかったんだけど、グラビアアイドル出身らしく、

猫目作品にも一度応募して来て下さったらしいのだけど,なにより本作の役どころ、ぴったりとハマっている。

ご本人もリストカット経験があるんだとか。

今後、5本の出演作が公開予定。

 

 

5/10(59点)

 

いや~、これは本当観ていて相当辛い!父親の性的虐待、暴力そして 虐げられ、鬱な母親。

 

 わたし自身は悩みも3日とかからず忘れる方だし楽観主義で、ネガティブ真逆、リストカットなんてとんでもない、、、、という考えの人間。

だけど、ナイーブで家庭環境や、精神的ストレスからそういう行為に及んでいる子たちと接する機会は何度かあって、、

そういう子達はやっぱり繊細で脆い、、、。

 

この映画は、決して自傷行為を否定するとか、やめようとか訴えているんじゃなく、家族との関係、自分とどう向き合っていくかを考えさせられる。

そういう行為をやめろと言ったところで本人の問題だし、本当にわかってあげる事は出来ないと思う。

ただ、経験ある人もない人も考える機会にはなる。

父親の性的虐待。

ホントウに観ていてムカムカする。わたしがナイフで後から突き刺してやりたい(怖)

そして、娘がバスタブで溺れさせられようとされ傷害致死にまで至る行為を受けているそこに

いるにも関わらず、それを止めもせずに知らんふりで同じ空間に黙ってアイロンなんてかけながら存在している母親。

両方とも罪だ。

この高校生、楓は 自らの手首を斬りつけることで精神的安定を得ている。

父親からの性的虐待も、父親が怖いからという思いだろうけどされるがまま、

そして「愛してる、お父さん」とまで言いながらベットの上で。

お腹を痛い様子をしている時にも、そこを蹴り上げる! 

携帯が鳴り、相手は上司。ぺこぺこ対応している普通のサラリーマン。

けど、食事の前にはナイフ、フォーク、スプーンをそれぞれ1枚づつのティッシュペーパーでしっかり拭き取ってから使うほどの

潔癖性。

こんな父親、こんな男、

 許せない。

 

母親がこんな時無能なのは本当に観てても悔しい。

どうして警察に言わないのかな、あてにならなくても何もしないよりはマシかもしれない。

近所の人が物音に気付き、チャイムを鳴らしてきたときも、「助けて!!」と言えば違ったかもしれない。

担任の先生とは、道で会い進路のことで言われ表面上の会話。

その時言ったところでどうにかしてくれるような相手にも思えないけど、言わないよりはいいんじゃない?

友達だって学校にはちゃんといる。本人の気持ちなんて、心底理解はしてくれないかもしれない。

でも 恥ずかしくても、一人きりで抱えずに誰かに言う事は必要だと思う。

わたしなら自分を傷つけるどころか、父親刺しちゃえ!!と恐ろしい事言うようだけど

本当この父親の場合、最悪!悪魔か豚だ。

正当防衛にもなるだろうし。

(そういえば、シャーリーズ・セロンの実の父親は、母親やシャーリーズにも虐待をしていて

15歳のときに、酔った父親に襲われ、娘の危機を感じた母親が父を射殺して正当防衛になった過去を持つ。)

 

そんな状況の中でお腹に芽生えた命を、、、、

普通なら、こんな父親との間の、、、、!!!と思うような気がするんだけど、

楓は愛おしみ、悲しむ。そこがすごく印象的なラスト。

 

この作品の中では、リアルに描き出しているけどいわゆるオチがあるとか

明るい方向に希望を持ったエンドで終わらない。

最後に結局は解決されないまま、、、、、、

まるで奴隷のような母親の行く末を思うとそれも哀しい。

 なんとか自分で変えていってほしいのだけど、まわりの人間がいったところで

どうにもならないのかも知れないという思いで、もどかしい。

同じような悩み、経験のある10代、20代もいるのかと思うとやるせない。

どうしてこんな父親、母親なんだろう。何がそうさせるのか、、、、

リアルさがつきささる。

 

ただ、本作は自主制作映画だけどアップリンクの音響が良くないのもあるんでしょうが

音が大き過ぎて音割れと、お皿の割れる音、その他の音が響き過ぎて不快なのと、

セリフ自体(主に友人の女子高生の会話と父親)が聞き取れない部分も多かったのが残念。

主演の水井さん、オールヌードであそこまで演じたのは拍手もの。今後にも期待☆

 

   公式サイト  

終わらない青      2009年    日本   66min

5月、ロードショー予定

キャスト   水井真希、小野孝弘、三村純子、池崎みなみ、八木亜由美、樋口海生、高橋永
監督・脚本・撮影    緒方貴臣

高校生、楓。幼い頃から続く実父からの虐待、罰としての性的虐待。鬱の母は助けてくれない。

心のバランスを保つために日常的に行われるリストカット。 数週間、生理が来ていないが、相談できる相手が誰もいない。

あるとき、おなかに宿った命の楓に対しての愛を感じ「産みたい」と思い、そして絶対に守ろうと 誓うが、徐々に体に変化が現れはじめ、父の虐待は続く…。

 

 

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トゥルー・グリット/ TRUE GRIT

2011-03-07 23:09:05 | 劇場&試写★5

 

 

 

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ジョエル、イーサン・コーエン、製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ

 

試写にて鑑賞。

アカデミー賞、作品賞ほか10部門でノミネート。

ジョン・ウェイン主演の西部劇『勇気ある追跡』のリメイク

コーエン兄弟の映画はこれまでのは大体好きなんだけどな。

コーエン兄弟はリメイクとは考えていないそうで、カルト扱いされることを覚悟で作ったのにヒットしたのが意外とも。

アカデミー賞作品賞にノミニーされるほどの内容じゃないと思うケド。

会員の爺さんたちは相当コーエン兄弟お気に入りなのね~。

コーエン兄弟作品では、本作でも主演ジェフさん(ブリッジス)の「ビッグリボウスキ」が好き

賛否あるけどゆるいおバカ映画だったな、サントラも良くて持ってるくらい音楽もお気に入り♪

 

 

原題「TRUE GRIT」=真の勇者。

 

主演のやさぐれカウボーイ 連邦保安官、ルースターにはジェフ・ブリッジス。

最近またもの凄い活躍ぶり。去年の「クレイジー・ハート」でオスカー受賞。

本作でも主演男優賞ノミネート。

 

 

父親を殺され、復讐を誓うマティに、長編映画デビューとなるヘイリー・スタインフェルド

大物に囲まれながらも堂々たる演技で助演女優賞部門でオスカーにもノミネート。

 

 

観る前、チラシに入ってるにも関わらず気付かなかったのが マット・デイモン。

いやさすがに出て来たら気付いたけど。

イーストウッドの方で霊媒師やってたかと思ったら、こんなとこでもみあげ伸ばしてカウボーイしてたなんて!

ちなみに次は全米で現在公開中のSF「アジャストメント」5/27日本公開決定☆

 

そして、「ノーカントリー」に続きコーエン作に出演のジョシュ・ブローリン。

 

しまった!わたしとしたことが全く気付かずに失敗!出てるの忘れてた~

久しぶりのバリー・ペッパーもいたのでした(扮装?で気付かないわこりゃ)

 ←これ。

 

 

5/10(53点)

 

なーんか最近、スピルバーグが製作に絡んだ作品ダメなのよね

西部劇が好きじゃないし、だらだら道中。ハマれなかった。

男性や西部劇(ではないけど)好きな人の方が楽しめるんじゃないかな。

あちこちの雑誌の評論などでも☆の数多めで評判いいけど、、、、。

「ビッグリボウスキ」や「赤ちゃん泥棒」(懐)ほど笑えるわけでもなく(おばさんとか笑ってたケド)

ノーカントリー」ほどストーリー的に面白くなるわけでもなく。思ってたのとは違ったのでちょっと期待ハズレ。

114分が長く感じた。

あんまり語りたいこともないな。笑

あ、一応言葉補っておくと、

少女が大人になって こういう人と出会ってわたしはいい経験をしたのだ、

という回顧録的なラストが響く人には響くのでしょうな~ 

 

 

1878年、アメリカ西部。 雇い人チェイニーに牧場主の父親を撃ち殺された14歳の少女マティは、自力での復讐を決意する。 

彼女が犯人追跡を依頼した のは、凄腕だが大酒飲みのアイパッチをした連邦保安官ルースター。

 別の容疑でチェイニーを追っていたテキサス・レンジャー(無法者を捕まえる西部劇のヒーロー的な法執行官)、ラビーフも加わり、3人の旅が始まった…。

 西部開拓時代の少女の冒険物語。

 


 

 

 

 

 

 公式サイト 

TRUE GRIT    2010年   アメリカ    114min

3月18(金)より、全国ロードショー

 

 

NYプレミアにて

バリー老けた

 

 マットはフィリップ化

 

コーエン兄弟の「シリアスマン」も現在公開中!

観るの忘れてた

   
   
   
 

 

 

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RED レッド /RED

2011-02-04 23:15:00 | 劇場&試写★5

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RED
R・・・Retired(引退した)
E・・・Extremery(超)
D・・・Dangerous(危険人物)

予告篇観る限りではもうちょっとバカで、脚本も面白いかと思ってたんだけど。
キャストで楽しむタイプの作品かな


大好きな二人、ブルース様とマルコヴィッチが出てるってことで
ロンドンの劇場で初めて予告篇観た時から面白そう!とチェックしてた。
やっと観れました~。連日満席になってると思ったら新宿ピカデリーの中でも狭い劇場だったせいか。

基はDCコミックスの人気グラフィック・ノベル。
監督は「フライトプラン」「きみがぼくを見つけた日」のロベルト・シュヴェンケ。

脚本は「ホワイトアウト」のジョン・ホーバー

せっかくリタイアしたのにCIAが抹殺しようとする過去のミッションのために命を狙われる、ちょっと歳取った元凄腕たち!

元CIA超極秘任務専門エージェント ブルース・ウィリス フランク

年金課でフランクと話をする独身女性   メアリー=ルイーズ・パーカー サラ


ジョン・マルコヴィッチ マーヴィン

フランクの元上司 モーガン・フリーマン ジョー


MI6の凄腕スパイ ヘレン・ミレン ヴィクトリア


カール・アーバン ウィリアム  「スター・トレック」の人


ヘレン・ミレンのワケあり男にブライアン・コックス アイヴァン

副大統領  ジュリアン・マクマホン  ロバート  「ファンタスティック・フォー」シリーズの人。
軍需産業の社長 リチャード・ドレイファス アレクサンダー





5/10(58点)



内容はあるようなないような。というか、ほとんどないね~ ちょっと前半は退屈だった(笑)
CIAに追われるもとCIA。



このメンツがひとつの画に収まるだけで楽しいが...

コミック原作のわりにはキャラとか弱いわ~。
唯一 笑い担当のマルコヴィッチももうちょっと面白いかと思ってたんだけど。。。

ヘレン・ミレンもカッコいいっちゃカッコいいけど1時間くらいしてから遅めの登場。
モーガンは途中でいなくなるし、、、。
ブルースだけはどのシーンも最高にキマってて完璧
皆が主演ってよりもやっぱり一人 目立たせてた。
女性との絡みもあってオイシイ。

脚本に捻りなし、ストレートなガンアクションムービー。
スカっと楽しめちゃう人はそれでヨシ。海外(とくにアメリカ)なんかじゃ ここ皆笑うんだろうなぁ?
ってとこも日本では全然シーンとしてた(笑)
マルコヴィッチがクレイジーな役だったので微笑ましいくらいで笑えはしなかったな。
上にも書いた通り、ブルースがカッコ良かったのがわたしにとっての見どころ。
でもこの内容ないので2時間ちかくはちょっと長く感じたのがホンネ。

ブルースのファイティングシーンでエアロの曲。音楽の使い方と、カメラワークが良かった。


元CIAのトップエージェントのフランク・モーゼス(ブルース・ウィリス)は、アメリカ政府からの年金で、静かな引退生活している50代の独身男性。
唯一の楽しみは、年金課の担当であるサラとの電話の会話だった。
ある夜、フランクは謎の襲撃を受ける。
フランクは、かつて関わった秘密の任務が原因でCIAから狙われるハメになったのだ。
フランクは、自分との繋がりのあるサラを強引に拉致し、かつての“仲間”たちの元へと向かう!




 公式サイト
RED   2010年   アメリカ   110min
1月29日より公開中~



ワールドプレミアにて。

おともだちのスタちゃんもやって来ましたよ


ヘレン・ミレン、ブルース様のファンだったらしく
しあわせ


NYプレミア

ブルース妻




もう土曜日!?
皆さま楽しい週末を~




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完全なる報復 / LAW ABIDING CITIZEN

2011-02-03 16:07:20 | 劇場&試写★5

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ジェラルド・バトラー、命をかけて復習の鬼と化す

なんだか数十年前からあるような、特別面白く新鮮味も感じなかった本作。
つまらなくもないし、無難な出来。
正義を果たす復讐モノは個人的な恨みのものでも好きだけど、三行で感想は済んじゃいそうだなと思いつつ簡単にレビュー。

ジェリーさん最近ハズレ多いし、あまり好きな方ではないのでどうでもよかったんだけど
ジェイミー・フォックス目当てで観てきた☆

原題「LAW ABIDING CITIZEN」とは、「法律を遵守する市民」,または「法律に従う市民」の意味。

監督は、「ゲット・ショーティ」続編で、ユマとトラボルタが「パルプフィクション」以来の再共演「Be cool」の F・ゲイリー・グレイ。



愛する妻と娘を目の前で殺され、復讐に燃える男が立ち上がる!

犯人は逮捕されるが、担当検事ニックの独断によって司法取引され、犯人は極刑を免れる。



犯人役がこれまた憎らしい風貌。

そして10年が経った。


二人とも見た目、全くかわってない。 
まぁそれはさておき。

憎らしい犯人をうまく騙し、残虐になぶり殺すことに成功!

クライドは 自分が殺したことを認め、司法制度の不備と整備を訴えた。
不正を認めてたださなければ、裁判に関わった者の命はないと殺害を予告し、、、、


こりゃやりすぎでしょ!

犯人を巧い手使って殺すことまではいいとして、
それだけじゃ納得いかない、司法取引に恨みを持ったクライド。

直接一番うらみたいところのジェイミー・フォックスはおいといて
事件に関わった人間たちを巧妙な手で次々に殺害。

いくら法に納得いかないっていったって 関係ない無実の人間を容赦なくバンバン殺していく。
殺された人間の家族や愛する人たちが、自分と同じ気持ちになるというのは配慮しないのか。
あんたも立派な犯罪者。




5/10(57点)


なんだかな~。映画としては、気持ちが盛り上がることもなく普通だった。

ストーリーが目新しいものがないのでどうにも。。。
TVでやりそうな感じ。
最初は復讐に燃える男、ジェラルド・バトラーを応援するような気持ちだったのに
おいおいやりすぎだよ的気分に。
最終的には10年で壮大なる計画を莫大な資産と明晰な頭脳とを持って行い、
「ソウ」のジグソウのごとく、残忍な殺し方で消していく。

観ててだんだんどうでもよくなってくる。
この手のものではありがちに、ちょうど娘を授かり幸せな家庭を持つ検事。


そこを壊すことはなかったものの
自分の恨みと、法を責め自暴自棄になった男。
失うものがない奴ほど怖いものはないということか。




自宅に押し入った強盗に妻子を殺害されたクライド・シェルトン。
犯人らは逮捕されたが、事件の担当となったフィラデルフィアの有望な若手検事ニックは、
共犯に不利な証言をする代わりに殺人罪よりも軽い刑を求刑する司法取引を犯人の1人に提示しろと上司に命令される。
それから10年後。殺人罪を適用されずに自由の身となった犯人の1人が殺された。
自分を問い詰めるニックに対し、クライドは自分がやったとあっさりと認めながら、
「問題のある司法制度を修復するか、あの裁判で重要な役割を果たした人物を殺害する」と脅迫する。
クライドは刑務所に入れられるが、裁判に関わった人物が次々と殺害されていく・・・






 
LAW ABIDING CITIZEN     2009年  アメリカ   108min
1月22日より公開中~

プレミアにて。







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ブローン・アパート / Incendiary /BLOWN APART

2011-02-02 22:22:11 | 劇場&試写★5

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「ブリジッド・ジョーンズの日記」の監督作。
サスペンスかと思いきや、テロで被害に遭い残された妻のシリアスドラマで
母性と反戦についてが描かれる。



ユアン・マクレガー主演かと思ったらもったいない使われ方で脇役。
主演は、ヒース•レジャー元妻のミシェル・ウィリアムズ。
原題は「Incendiary」=発火装置とか扇動者。
米公開でもタイトルは邦題と同じ「BLOWN APART」でこちらも爆発(してバラバラ)という意味。
クリス・クリーヴの小説「息子を奪ったあなたへ」を映画化。

息子を突然、テロによって奪われた母親を終始追ったドラマで
実際にもヒースとの子、マチルダちゃんを持つミシェル・ウィリアムズが、悲しみがトラウマになった女性を体当たり熱演。


そういえばこのコンビ「彼が二度愛したS」でも共演。

軽いノリで近づいた、近所に住むジャスパーにユアン・マクレガー



夫と子いても全然構わないらしい 情事の最中に悲劇は起きた。


というかユアンはまた脱いじゃってる(笑)


サスペンスかと思っていたのに、
次第に話は母親中心に描かれる。ユアンはまるっきり脇。
非常にもったいない

夫の仕事仲間、警察の爆弾処理班のボス(マシュー・マクファディン)は妻から追い出され親身に近づいてくる。





母親は、ジャスパーが見つけた爆破テロの犯人の息子の跡をつけはじめる。
10歳くらいのその少年も、母親が息子を想いつづけるように父を想って帰りを待っている。




誘われるがままに家へ呼び入れ、知り合った男と情事の最中にテロ事件で夫と幼い息子を失った若い母親。
罪悪感と喪失感に苛まれる彼女だが、情事の相手で新聞記者のジャスパーにより、事件に関して警察がひた隠しにしているあることを知る。




ダメな映画じゃないけど、こういうのはDVDスルーでいいわ。



5/10(53点)



んー、、、
最初はサスペンスだと思ってたので 何がどうなっていくのかと食い入って観てたら、、、
結局は子供を失った母親の失意と希望、テロへの怒り。



「オサマへ」 という手紙がナレーションで入り、
オサマ・ビン=ラディンへの手紙という斬新な語り口で綴られている。
確かに、何の罪もない愛する息子を奪われたら気が狂ってしまうかも。
そんな一人の母親が描かれていて、これはもうミシェル・ウィリアムズの演技力が問われる。
完全になりきった姿が痛々しく、子を持つ母親なら余計に感情移入してしまうかも。

でもラストで妊娠しちゃっているのを希望にするのはどうなの。
1度の情事で出来た子。
うーん。ここでちょっと点数下がった(笑)


エンタメ性もないので観ていて面白い映画ではない。
こういうのは劇場で観なくてもよかったなと正直思っちゃった。


 公式サイト
Incendiary /BLOWN APART 2008年  イギリス   100min
1月29日より公開中~







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僕が結婚を決めたワケ / The Dilemma

2011-01-15 08:55:41 | 劇場&試写★5





ロン・ハワード監督最新作、DVDスルーでも全然おかしくないようなメンバー4人が主演のラブコメ。
かと思ったら、ラブコメじゃなかった






ジェニファー・アニストンの元彼、ヴィンス・ボーンは主演も多いし、アメリカでは人気だけど日本では全然だし、
万引きしちゃってから落ち目で厚化粧で一気に老けちゃった感じのウィノナ・ライダー、
ラブコメでも真面目な妻や彼女役が多い、ジェニファー・コネリー、
そしてマイナーなおじさん ケヴィン・ジェームズ。
こんな4人。

1月の観たい映画リストに入れ忘れたのが今月は多くて。これもそう。今年は1月ほんと多いわ
あまり惹かれなかったんだけど、 監督があの巨匠 ロン・ハワードって事で気になっての鑑賞。
ロン・ハワードはロマコメものだと昔の、「スプラッシュ」とか良かったナ。
その後も話題作沢山撮ってるけど最近だと「フロスト×ニクソン」が好き。

脚本は、「ラスベガスをぶっつぶせ」や、もうすぐ公開「ウォール・ストリート」の脚本家、アラン・ローブ。


ヴィンス・ボーン演じるロニーは、自動車関係のベンチャー企業を営む40歳の独身男性。
恋人のベスにはジェニファー・コネリー。腕のいいシェフ。





タイトル、邦題がぜんぜんダメ~。 全然、結婚決めたワケの話なんかじゃないし。
原題「The Dilemma」は「ジレンマ」


ラブコメって感じではなく、ちょっと風変わりなドラマ。
宣伝にあるような、男性はどんなきっかけで結婚を決めるの?というテーマのものではないし、
どんな時にプロポーズを決めるものなのか?というヒントになる映画でもない。

恋人との結婚に踏み切れない40歳男が、親友の妻の浮気現場を目撃したことで、自身はおろか親友の結婚生活をも危機に陥れていくというシニカルな内容。

自分の親友の妻で、過去関係を1度持ったことのある友人の不倫現場を見たロニー。
直接本人に言わずに、なんとか解決しようと一人ジレンマを抱えながら行動を起こす。
ロニーは彼女の不倫相手のアパートのバルコニーに忍び込み
浮気の証拠写真を撮影することには成功するが、、、、



ウィノナ・ライダーがその不倫妻。
が、夫にも原因はあり、、、。



5/10(52点)




はじめはけっこう退屈。ヴィンス・ボーンが軸で話は展開。
そもそも、親友の後をつけたり代わりに不倫相手の家に押し掛けて写真撮ったりするくらいなら 最初から親友に直接言えば良いのにと思っちゃう。
まぁそれが出来たら話が違ってくるんだけど☆

ジェニファー・コネリーの両親の結婚40年パーティのあたりから
ヴィンス(ロニー)のおかしなスピーチで、場の雰囲気が濁り
映画としての話は少しは面白くなり、、、、


あまりにもヴィンス・ボーンが馬鹿(というか、イカれてて)すぎてドタバタな展開になるところで引きそうに。


半狂乱になって人の家に不法侵入して格闘する様には この映画がお馬鹿映画ならいいけど
そういう割り切った風でもないのに、いきなりやりすぎ~と思えちゃう。


それと、親友ニックが全てを知ってからの展開が普通過ぎてつまらない。
2、3発殴って許しちゃう。引きずらない付き合い方が正解☆
信頼を取り戻していけるかな。

結婚しててもしてなくても、隠し事もなくお互い信頼し合っていけるか?
これはもちろん大事なこと。
それは親友間でも同じで。

いつでも正直にいこうぜ!っていうテーマが根底にある。
だけど、何でも全部話せばいいというものでもない。
知らなくてもいいことっていうのもある。

でもやっぱりその関係に「秘密」があるっていうのはいけないね。
相手が傷つくことは伏せているのが大事なときもあるし、
親友だから、恋人だからこそ言ってあげなきゃいけないこともある。

いい大人になったらちゃんと判断しなくてはね。



それにしてもやっぱりヴィンスってバカでかい男です(笑)



あ、もったいないちょい役でクイーン・ラティファも出演☆


最後の方で、エンジニアのニックがショールームで車をふかして依頼主に新車の構造発表のシーン、
何がどうすごかったのか、伝わらない。

エンディングもあっさりしすぎて内容もすぐ忘れちゃうような作品でした~
うーん、あまりに地味すぎ。 これはDVDスルーで十分だったと思うな


あ、ひとつ 良かったのが音楽


音楽を担当したのは、100作品以上の映画音楽を手がけているハリウッド有数の作曲家、ハンス・ジマ—。
ロン・ハワードとは「ダヴィンチ・コード」、「フロスト×ニクソン」、「天使と悪魔」に続いての起用。

<収録曲>
1. Chelsea Dagger - The Fratellis
2. Detroit Rock City - Kiss
3. Just Saying - The Hold Steady
4. Shes Long Gone - The Black Keys
5. Cosmic Egg - Wolfmother
6. Bomb - Band Of Skulls
7. Ready, Aim, Fire - The Unknown
8. Neon Invasion - Neon Plastix
9. One Week of Danger (EP V) The Virgins
10. Don't Do It - The Band
11. Everything Trying - Damien Jurado
12. Sticks and Stones - Ray Charles


ロニーとニックは大学時代からの親友。現在も共に同じ自動車会社に勤め、お互いに最高のビジネスパートナーとして活躍していた。
大学時代から独身生活を楽しいんでいたロニーも、ようやく結婚を意識するようになり、恋人であるベスにプロポーズをしようと考える。
その矢先、偶然ニックの妻ジェニーヴァが若い男性と浮気をしている現場を目撃してしまう。
ロニーは自分の結婚のこと、親友に真実を伝えるべきかといった様々な迷いが生じることに…





予告編のワンシーンのなかで、ヴィンス演じる主人公ロニーが電気自動車のプレゼンを行っている最中に同僚に、「電気自動車はゲイみたいなもんだ。同性愛者のゲイじゃなくて、親がダンスパーティーについてくるヤツ、みたいな」
と、ゲイという言葉に対して否定的な意味合いで語るセリフが。
このシーンを CNNのキャスターが番組内で取り上げたところ、
同性愛団体「ゲイ&レズビアン・アライアンス・アゲインスト・ディファメーション」が製作スタジオのユニバーサルに対し「ゲイ」という言葉が軽蔑的に使われているとして抗議し、
予告編を劇場で上映しないよう要求したんだとか。




 公式サイト
THE DILEMMA    2010年    アメリカ   111min  
1月14日(金)より、ロードショー




皆様、一段と寒い時期だけど風邪ひかないように 楽しい週末を....




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デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断 / DUE DATE

2011-01-14 12:25:00 | 劇場&試写★5

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ハングオーバー」のトッド・フィリップス監督作★ロバート・ダウニー・Jr.×ザック・ガリフィアナキスで贈る、ドタバタ珍道中ロードムービー




ハングオーバー」が期待してたほど面白くなかったし
エンドロールくらいしか笑えなかったので、同じ監督で製作チームという話題のこちら、
期待はしてなかったのだけど ロバート・ダウニーJr.が出演と聞いて観たくなった
来週公開。試写にて鑑賞。

原題「DUE DATE」は、期限とか期日とかそんな感じ。


妻の出産までに 何としてでもお家に帰りたいピーター。
コメディもお得意、「アイアンマン」に「シャーロック・ホームズ」と、ノリにノってるロバダウさん



出逢ったが運の尽き?
不運を呼び寄せるどうしようもない男。 

ハングオーバー」では赤ちゃん抱いて笑いとってたヒゲ男、ザック・ガリフィナーキス。


L.Aの自宅には、出産間近の愛する妻

ミシェル・モナハン。

そもそも、死に目に会えないとかじゃないしそんなにムリして出産に立ち会わなくても
子供には産まれれば会えるんだからいいんじゃない?と思うのは日本人の思考だからか?
日本人男性は必ずしも出産立ち会いする人ばかりじゃないもんね。

ってでもそれじゃなきゃこのハナシ、成立しません。


かなりベタな笑いのドタバタ災難コメディ



5/10(57点)



う~ん。期待はしてなかったけど 1カ所しか笑えず~。(笑いがツボに合わず)

障害者、動物、死人ネタ。
ファレリー兄弟じゃないんだからっていうような笑いのターゲットは
ファレリー兄弟作品ほど、イっちゃって突き抜けた笑いじゃなく、ベタそのもの。
お父さんのお骨(粉末)を缶に入れて持ち歩くのは「ビックリボウスキ」でもやってたし、
車椅子の人に暴れさせるとか、犬まで病院行きであんな状態は「メリーに首ったけ!」でもやってるし。
どのギャグもどこかで観た感じでベタ過ぎで笑えず~。

キレたり許したり、仕返ししたり、悪態ついたり、かなり幼稚。
感情豊かなロバダウさんが見どころのひとつかな。
コメディやっててもどこかcoolなところが素敵



路上のソリスト」でもロバダウさんと共演した
ジェイミー・フォックスも出演★
唯一笑ったのはそのジェイミーが出てるシーン。

ここは思わず笑っちゃった。
普段あまりコメディイメージがないものに出てるとそれだけで嬉しくなっちゃう。
って「バレンタインデー」の時にも書いたかな?

それと、車の中でピンクフロイドの「Hey you」歌うシーンが好き。

他に、ジュリエット・ルイスもやさぐれたいつもの感じで一瞬だけ出演。

話は単純、車でなんとか家に帰りたいのを、迷惑野郎が隣にいることで数々の災難に巻き込まれていく。
一緒にいるうち、別の側面も見えてきて段々憎めないヤツに感じ 次第に友情が芽生えて、、、、


コメディー作品がちゃんとこうして劇場公開されるのは嬉しいことなんだけど、
これはロバダウさん出てなかったらDVDスルーだったろうなぁってレベルかな。


でも、会場でも笑いは起こってたし ツボに合えばもちろん心配なく楽しめる下ネタアリのバカコメディ。

ハングオーバー」が楽しめた人にはウケるはず☆
でもこちらはエンドロール後は何もないので帰っても大丈夫



第一子の誕生を5日後に控えたピーターは、ロサンゼルス行きの飛行機をアトランタで待っていた。
だが、ピーターは財布と荷物を盗まれ、飛行機にも乗れなくなってしまう。
そこでピーターは空港で知り合った髭面の男イーサンの誘いに乗り、車でロサンゼルスを目指すことにするが……。



  公式サイト


DUE DATE     2010年   アメリカ   95min  
1月22日より、ロードショー


2010/11 L.Aプレミアにて。


ソリストコンビ。



ロンドンプレミアにて。








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ウッドストックがやってくる! / TAKING WOODSTOCK

2011-01-12 16:47:30 | 劇場&試写★5

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1969年8月15日から17日まで、
ニューヨーク州サリバン郡の農地でなんと伝説の野外ライブウッドストックが開かれた
会場人数延べ40万人!が参加。
半数以上が入場料金を払わなかったため、事実上無料イベントの様相を呈した。
ブロークバック・マウンテン」「ラスト、コ—ション」のアン・リー監督最新作


この映画は、潰れそうなモーテルを経営する両親を助けるその会場を整備したエリオット・タイバー(ディミトリ・マーティン)の視点で進む
アン・リー監督にしては珍しいジャンルの青春コメディ。


「ウッドストック」といえば、70年代のヒッピーの象徴でもあり
ジミー・ヘンドリックス、ジャニス・ジョップリン含む30のアーティストが参加したことでも知られる。

70年代に制作されたドキュメンタリー「ウッドストック 愛と平和と音楽の三日間」(監督マイケル・ウォドレー、編集はマーティン・スコセッシ監督)
があるけどそちらは未見。




タイトルに「やってくる!」ビックリマーク入りなんだから
そのワクワク感で、熱狂ライブの場面を再現してほしかった。
曲は数曲かかるのみで、あれだけの規模で人ごみまで再現してるんだから
数曲バンド入れたりして欲しいよやっぱり。
何にもないんじゃ そこでちょっとがっかり。
ちなみにこの映画の音楽は ダ二—・エルフマン。

いつ面白くなるかなって思いながら観てたけどどこまでいっても
けっこうだらだらとしたまま、当時の雰囲気そのままにゆる~く進む。

とくになにもなくただただそのウッドストックをやるに至った経緯の数日間と、
そのきっかけとなった主人公周りを描いたあくまで成長物語。

ハッパをやってラリったり、男同士でのキスを体験したり、3Pしたり? "目覚め"たり。

当時のヒッピーたちのゆるーい感じ、登場人物が全裸になって騒いだりするシーンなんていかにもで ああ~そういう時代だったのね、、、
というのは分かるものの
ストーリー的にはどうにも面白くはない。
2時間が長く感じちゃった。この内容なら90分とか100分が妥当と思う。




キャストでは、主演のエリオットには映画では初出演のディミトリ・マーティン。

普通すぎるけど この役はこんな人がちょうどいいんだろうね、


エミール・ハ—シュとリーヴ・シュライバーが出てるのは知ってたので
どんな役かと思いきや。

悪役多いナオミ・ワッツ夫、リーヴが護衛のオカマちゃん女装趣味の男。
これだけでも必見?
顔、まんまだし
なんか愛らしい


その腕っぷし!!

この人がもうちょっと笑える面白キャラだったら良かったのに、
せっかくの女装があまり活かされてない感じでもったいないかな。



ポスト、ディカプリオだった
エミール・ハ—シュはフルヌードで、一瞬だけど前も披露!(笑)

ほとんど出演作観てるけど「イントゥ・ザ・ワイルド」が一番良かったな。



ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」での神父が良かったポール・ダノは
フォルクスワーゲンのカップルで登場。

イっちゃってるシーンのみで少々もったいない気も。
隣の彼女には、どこかでこの顔、、、、って思ってたら思いだした
ラースとその彼女」で素朴な少女、マーゴ演じた ケリー・ガーナー。

そしてこの顔もちょっとインパクトあり。70年代っぽい顔立ち集めたな~
どなた?と思ったら メリル・ストリープの娘さんでした☆左ね。

メイミー・ガマー。



一番良かったのは、「ヴェラ・ドレイク」「ハリーポッター」でもヤな先生ドローレス・アンブリッジの
イメルダ・スタウントン 演じる、お金に執着するケチな母親。

ヘンだけど、夫には愛されてる。


この大規模なイベントの様子、ゆるーい雰囲気と
LSDのトリップ感のヴィジュアルシーンが良かった。



5/10(53点)




1969年夏。ニューヨークでインテリア・デザイナーとして活躍する青年エリオットの悩みの種は、郊外の小さな町ホワイトレイクで両親が経営しているおんぼろモーテルのこと。
借金がかさみ、銀行から営業停止を迫られているこのモーテルをなんとか救済しようとしていた。
ある朝、エリオットは新聞記事に目が釘付けに。
それは、巨大な野外コンサート・ウッドストック・フェスティヴァルが近隣住民の反対で取りやめになったという記事。
地元商工会の若き会長である彼は町おこしのため、
このフェスティバルをホワイトレイクに招くことを思いつく。
早速、ウッドストック事務局に連絡をとると、担当者はモーテルから程近い牧場を一目で気に入り、広大な牧場を会場として借り受ける契約を結ぶ。
運営組織の本部はモーテル”エル・モナコ“に決定。
ジャニス・ジョプリン、ジョーン・バエズ、サンタナ、ジェファーソン・エアプレイン、ザ・フー、ジミー・ヘンドリックスなど
大物ミュージシャンが出演するウッドストックの誘致がトントン拍子で実現。
こうして、イベントウッドストック・フェスティバルの3日間へと動きだした!







 公式サイト
TAKING WOODSTOCK    2009年 アメリカ    121min
1月15日より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開~



カンヌにて。



アン・リー監督×メリル・ストリープ
愛娘が出てますもの来るでしょ







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ミヒャエル・ハネケ ドキュメンタリー 毎秒[24]の真実 &コードアンノウン/Code inconnu

2010-12-30 23:54:20 | 劇場&試写★5
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先日、「白いリボン」の公開に合わせて開催された
「映画祭 ミヒャエル・ハネケの軌跡」で日本初上映となった
ハネケを追った約1時間のドキュメンタリー



ハネケ好きとしては、こりゃ行かなくては。と、
映画祭で上映の作品はDVD化しているし全部観てるので、本作だけ観て来た。
「24 WIRKLICHKEITEN IN DER SEKUNDE」の原題で2004年に海外では公開済み。

若い2人の女性監督、ニナ・クストリッツァ 、エヴァ・テストール が
「タイム・オブ・ザ・ウルフ」ができるまでの2年半に密着、鬼才ハネケの素顔に迫った。

日本でも評価を受け話題になった「ピアニスト」の直後作られた「タイム・オブ・ザ・ウルフ」。
同じイザベル・ユペールを主演に起用。


以前ハネケの映画のレビューに書いたように、ミヒャエル・ハネケという人は
観客に観た後の答えを求めていない。
とにかく、解釈は観たひとそれぞれに委ねると言い放つ。

「映画とは、毎秒[24]の嘘だ。
そこに真実が、あるいは真実のヒントが潜んでいる。」
ミヒャエル・ハネケ


映画への姿勢や思いに迫った貴重なドキュメンタリー。
緊張感みなぎる撮影現場、誠実さ溢れるティーチイン、笑いの絶えない取材風景に加え、旅の途中で何気なく始まるやりとりの中にハネケの"真実"を拾ってゆく。
浮かび上がるのは、映画に没頭する一人の"職人"の姿だった・・・。

という解説なんだけど、動くハネケを初めて印象としては
1 渋くて素敵。 
2 決して妥協を許さない、職人気質で真面目。
3 イメージ通り。



「俳優じゃないんだよ」なんて言いながら、少し照れながらカメラマンに写真を撮ってもらうような
素のハネケが見られたのは嬉しかったけど
しかしドキュメンタリー映画としての内容としては、少々内容薄過ぎ。
DVD特典についてくる15分くらいのオマケ映像という感じでお金とって見せるまではいかないんじゃ。


汽車の中での奥さんとの会話で「想像してしまって、怖いから本は読まない」と言った妻に対し、
「自分の脚本から、映像を想像することはない」という言葉が印象的。

「隠された記憶」でのあの残虐シーンでは、奥さんは思わず上映で観てる時に声を上げちゃったらしい。

自分の作品で満足していて好きなのは
「セブンス・コンチネント」「コードアンノウン」「71フラグメンツ」のどれも興行的にはあたらなかった作品が好きだと言ってた。


ハネケが「隠された記憶」の時のインタビューで語っていた
「人間の『罪』を表現したい」
「私は,解釈は提示しない」

この2点はいつもハネケ作品を観る時において、重要。

答えなんてどうでもいい。
肝心なのは、何を感じたかっていうこと。なんだよね。


2004年   オーストラリア   58min






で、前に観たけど印象の薄かった

「コードアンノウン」CODE UNKNOWN / DODE INCONNU
をDVDでまた最近観直したので、この時間のない時だけど 簡単にレビュー残しておこう。

2000年 オーストリア・フランス   111min
出演 ジュリエット・ビノシュ 他  
カンヌ国際映画祭エキュメック賞受賞作品  




冒頭、視覚障害の子供達のカット。手話で思い思いの仕草をして、それが何を意味しているのか当てっこしている。
一人の男が道でホームレスの女性に向かってゴミを投げる。
通りすがりにそれを見た男が「女性に失礼だから謝れ」と文句をつけてきて、警察がくるトラブルになる。
誰かのお葬式のシーン。
女優が映画の吹替えで男優と共に大笑いしてNGを出す。
電車の中、アラブ系の男が女優に絡んでくる。避けようとすると顔にツバをかけられる。

横にいたそれをみて、一言。
女優夫婦が家でいちゃついていると、息子がベランダの外に落ちそうになる。
太鼓を叩く学生たち。

多様な人々のさまざまな日常の断片が、ひとつのシーンごとにいちいち暗転して映し出される。

普通の群像劇だと、それぞれバラバラなシーンが映されたあとで、一つの繋がりに帰結する。
それが、ハネケとなると たくさんの伏線や、このあとどうなる?!となっても
とくに何も起こらず、オチもなく、解決もないまま終わる。
何故それを見せてるのか、不明のまま観客は見入る。
もしくは、ひとつひとつが何も起こらないから ダラダラとしたもののように見え、退屈してしまうか寝てしまいそうになる。

本作、ハネケ自身が気に入ってる作品のひとつ。

わたしにはいまいち理解不能だけど
決して面白い映画ではないことは確か。
それでも何かを訴える作品であることは確か。

それはやっぱり、日常に潜む 悪。
不快なものについて。

作品の初めには、「それぞれの未完の旅物語」の記述。
「コードアンノウン」=未知なる暗号

答えが出たり、分かり易い、もしくは難解な衝撃を受ける作品が好みのわたしには物足りない。
大いにハネケらしいんだけど、映画としての面白さはなくー。


嫌いじゃないけど好きでもない

5/10(57点)



最新作「白いリボン」は、
銀座シネパトス他
拡大公開で新宿武蔵野館でも上映中~。
年明けもう一度観たいな。




ふ~、こんな中途半端な点数の映画で今年のレビューは全て終了!
DVD鑑賞のレビューは書いてないのも多い。どうしても書いておきたいのもあるので、それはまた来年☆

明日はいよいよmig的 2010年ベスト&ワースト映画の発表です





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