なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

保存的に治らず手術ー結腸憩室炎穿孔による腹腔内膿瘍

2013年07月02日 | Weblog

 1週間前から嘔吐下痢が続いて治らないと、29歳男性が近くの病院から当院に紹介された。若い内科医が診察して、入院で経過を見る子tになった。統合失調症で通院している方で、所見がとりづらかった。感染性胃腸炎にしては経過がおかしいので、腹部造影CTをすることにした。S状結腸憩室炎から穿孔して腹腔内膿瘍を形成していた。外科医に診察してもらって、外科転科となった。膿瘍は被覆されつつあるように見えた。抗菌薬で保存的に治療したが、軽快せず、結局昨日緊急手術となった。

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